おせちに欠かせない具材の1つが栗きんとんだと思います。
栗が甘々の糖分たっぷりの餡に包まれているとっても美味しい食べ物で、子供にも大人にも大人気のおせち料理です。
そんな栗きんとんですがどういった想いが込められているかご存知でしょうか?
おせちに欠かせない料理の1つでありながら、意外にも知られていない栗きんとんに込められている意味を紹介します!
また家庭で作る方法も紹介します!
[cc id=55 title=”目次”]
栗きんとんとは?
栗きんとんとは
おせち料理に入っている金色の餡に栗が包まれた料理
で、大抵の家庭には入っている甘い料理です。
非常に甘い理由は糖分が非常に多く含まれている為です。
あの金色に輝く餡は
サツマイモを使い作る
ので、黄金に見える色合いになっています。
言われて見ると気が付くと思いますが、栗きんとんの餡の色はサツマイモそっくりですよね。
その理由は、餡の元がサツマイモだからなんです。
栗きんとんの餡がサツマイモと知ってしまうと
黄金色だったのがサツマイモ色にしか見えない
ので、ガッカリ感がありますが栗きんとんの餡の原料はサツマイモです。
また栗きんとんという料理は正式な表現をすると
栗金団
という風に漢字で表現するのが正式名称です。
これは栗金団がその漢字の通り
栗で出来た黄金の団子
という意味合いでおせち料理に入れられるようになった理由も、ここから来ていますので栗金団に込められた意味を紹介していきます!
おせちの栗きんとんに込められた意味は?
おせちの栗きんとんは正式には栗金団と表現します。
これは先ほど軽く紹介しましたが
栗で出来た黄金の団子
という意味合いで栗金団という漢字で表されるようになりました。
そんな料理がおせちに入るようになった理由は
栗には縁起として勝ち栗
という意味合いがあります。
勝ち栗とはその名称の通り物事に勝つという縁起がかけられています。
昔の日本は武士たちが日本刀で切り合っていた
という事もあり、少しでも長生きしてほしい。
どんな相手にも負けないでほしいという想いから『勝ち』への縁起は重宝されていました。
科学的には、そんなの意味ないのでしょうがそれでも
『親族には少しでも長生きしてほしい。』
という想いから日本で戦の前日などに武士が食べるべき縁起物として親しまれていた食べ物です。
また、この勝ち栗という縁起以外にも
黄金の見た目から金運が上がる
として、金銭面の意味合いが込められていたとも言われています。
江戸時代の後期になるとお金の世の中でしたからね。
少しでも裕福な暮らし。
金銭面で苦労のない暮らしが出来るようにとの想いが込められるようになったのでしょう。
勝つ為の縁起や金運の上昇への祈りなど。
意味合いが複数ありますが、どちらもあって困らないので現代でも栗きんとんはおせちに入ってほしい料理だと言えるでしょう。
栗きんとんの作り方は?
先ほど栗金団の餡はサツマイモだと紹介しました。
その為、家庭で作れるのかな?と思っている人も多いでしょう。
そんな人のために、栗金団の作り方を紹介します!
作り方は簡単なので是非作ってみてください!
作る為の材料は以下の材料です。
サツマイモが2つ。
みりんか赤酒、大匙3はい。
クチナシの実を2つ。
グラニュー糖300g。
栗の瓶の蜜を大匙5敗。
栗を10個。
これらを用意出来れば後は簡単です。
動画での説明があるので、こちらをご覧ください。
コツとしては、黄金色を綺麗に出すために
サツマイモを大きめに切るという事でしょう。
この部分をしっかりとやらないと黄金色の餡が濁ってしまうので注意してください。
後は手順通りにしっかりとやっていけば簡単に出来るはずです。
簡単な手順で作ることが出来るので、是非参考にして作ってみてください!
おせち以外に日、例えば誕生日などにも添える事が出来るようになりますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
おせち料理に入っている栗きんとんの意味を紹介しました。
勝ち栗という意味合いが込められていたのですが、時代が進むごとにお金にまつわる理由で入れられるようになった料理です。
甘くて美味しく見た目も華やかだったので、多くの家庭はそのまま入れたというのが理由の気もしますけどね。
様々な縁起や意味合いを持っているのがおせちの栗金団であるというのは言えるでしょう。
おせち料理にはそれぞれの料理にそれぞれ異なる意味合いが込められています。
まとめてみたので興味のある方は読んでみてください!
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