雪虫は夏場どこにいる?大量発生は1週間と言われる寿命と関係あり?

雪虫という昆虫をご存知でしょうか?

その名称の通り雪のような姿をしている昆虫であり

冬の季節に大量発生することがある

昆虫でもあります。

 

雪のような昆虫が大量発生しても

綺麗だからいいんじゃない?

と思う方も多いと思うのですが、雪虫はアブラムシの親戚に当たる昆虫であり

人間にとっては迷惑な虫

なので、大量発生されるとハッキリ言って迷惑なんです。

 

しかし、雪虫の寿命は一般的には1週間と言われています。

その為、雪虫を殺す気にもなれないという本当に迷惑な昆虫なんです!

 

そんな寿命が短く冬の季節の訪れの際に突如大量発生する雪虫…

いったいどこから湧いてきているのか?

冬場は元気に飛んでいるけど、夏場はどこに隠れているのか?

雪虫が大量発生する理由と、夏場はどこにいるのかについて紹介していきます!
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雪虫は夏場にはどこにいる?

雪虫と呼ばれるアブラムシの親戚に当たる昆虫が夏場どこにいるのか?

それを知るために雪虫の生態について知っていきましょう。

 

軽く紹介した通り、雪虫はアブラムシの親戚に当たる昆虫です。

その為、当然ですが生態も似通っています。

 

そもそもアブラムシは植物に寄生していますよね?

親戚にあたるアブラムシは植物から栄養を取って生きている昆虫であり

雪虫も同じく植物から栄養

を貰い生きている昆虫です。

 

その為、当然といえば当然ですが

夏場は植物にくっついている

ので雪虫の夏場の居場所というのは

宿主植物

にくっ付いて過ごしているという事になります。

 

雪虫の寿命は1週間じゃない?

雪虫の寿命は一般的に1週間と言われています。

しかし、夏場に宿主植物から栄養を貰っているのであれば

どう考えても1週間以上生きている

という事になりますよね?

 

初夏秋冬という季節の移り変わりから考えても

秋の季節を生き延びている事になる

ので、誰がどう考えたって1週間以上生きている計算になります。

 

では、雪虫の寿命が1週間というのはウソなのか?

この答えは半分正解で

オスの寿命は1週間

しかないというのが答えになります。

 

世間的に雪虫の寿命が一般的に1年と言われている理由はなにか?

その理由というのは単純なもので

雪のような姿をしているのが全てオス

であるがために、雪虫の寿命は1週間という間違った認知気が広まりました。

厳密にいえば雪虫のオスの寿命が1週間というだけで雪虫の寿命が1週間しかないわけではありません。

 

またオスの雪虫の寿命が1週間しかない理由というのは

栄養を取り入れる口がない為

であり、生まれた時から栄養を取りれる事が出来ないので栄養を使い果たし息絶えてしまうそうです。

 

…こういう切ない命を知ってしまうと余計に雪虫を邪険には扱えないですよね…

生れてからの栄養で必死に生きている昆虫を人間の都合で殺すことは出来ないですよ…

(ノДT)

大量発生する理由は?

雪虫の生態を紹介したので、最後に大量発生する理由を紹介します。

その為に、アブラムシや雪虫の生態をもう少し理解しましょう。

 

そもそも雪虫はアブラムシの親戚にあたる昆虫です。

その為、アブラムシと同様に

他の昆虫と戦う力がない

ので見つかってしまうと一方的に捕食されてしまいます。

 

捕食者からすると都合のいい食べ物であるので、毎年のように大多数の雪虫は成虫になる前に捕食されてしまいます。

いとも簡単に捕食されてしまう雪虫やアブラムシが進化したのは

戦うのではなく数を増やし成虫になれる確率を上げる

という進化であり、子供たちが捕食されるのを前提に動いています。

 

動物や昆虫は歴史の上で進化を続けていきますが、アブラムシや雪虫は戦う事ではなく

数を増やすことで生き延びる

という道を選んだわけです。

 

生き延びるために圧倒的な数の卵を産む方法を身に着けたアブラムシや雪虫。

それが大量発生する理由はなにか?

その理由は単純な理由であり

卵や子供の際に捕食される数が少なかった

という理由で大量発生が起こります。

 

勿論、雪虫が例年よりも多くの卵を産んだというの可能性もあるのですけどね。

それでも可能性としては

地球温暖化で環境が変わり捕食者が減った

というのが、雪虫の大量発生につながっていると考えられているそうです。

 

雪虫の進化ではなく環境に適応できなくなったことで捕食者が減った。

その為に、雪虫の数が増えたという可能性が最も有力視されているそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

冬の季節になると見かけることの多い雪虫が大量発生する理由と夏場にどこにいるのかを紹介しました。

 

夏の季節にはメスは宿主植物から栄養を取り入れており、オスはまだ生まれていません。

オスには栄養を取り入れる口が存在せず、寿命は一般的に雪虫の寿命とされる1週間しかありません。

その為に、夏の季節にオスはまだ生まれていません。

 

また大量発生する理由は雪虫やアブラムシが進化した方向が戦うのではなく数で生き残るという事だった為です。

地球温暖化が原因なのか?

温度が大きく変動している地域で多く、そういった地域の気候変動に対応できなかった雪虫の捕食者が減っている。

その為、例年よりも卵や幼体で捕食される雪虫の数が減り大量発生につながっているそうです。

 

オスの雪虫の寿命は1週間なので、とんでいるのが邪魔でも殺さないであげてください。

洋服などにくっ付いてしまった場合は対処法さえ理解していれば簡単に対処できますので、1週間の命を奪わないで上げてください。

“(/へ\*)”))ウゥ、ヒック

 

ちなみにですが、雪虫の対処方法はこちらで紹介しています。

雪虫の被害を対処する方法は?正体を理解しお手軽方法で除去しよう!

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