冬の季節に降る雪を纏っているかのような姿をしている雪虫をご存知でしょうか？
雪虫が飛んでいる際の姿は雪が舞っているかのようで、とても綺麗だと感じる虫だと思います。
しかし、手で触ってみると手がベタつくこと。
さらには、よく見ると雪というよりも
綿を纏っているような姿
をしていることや、ちょっと不気味な姿をしているが故に、あんまり好かれてはいないのも特徴と言えると思います
そんな綺麗だけど出没する地域では、あまり好かれていない雪虫の正体。
そして、大量発生し服を汚された際の対処方法を紹介します！
[cc id=55 title=”目次”]
雪虫の正体は？
まず最初に雪のように綺麗な姿をしている雪虫の正体ですが、生物学的には
カメムシ目ヨコバエ亜目アブラムシ上科
という種類に分類されている非常に弱い昆虫で人間に触れただけで死ぬこともあります。
細かく考えると複雑なのですが、アブラムシの親族だと思うと理解しやすいと思います。
アブラムシというと
迷惑な昆虫の代表格
ですよね？
名称通りの独特の油のような体液を纏っている為に
手や洋服に付くと落とすのが大変
であるが故に、アブラムシは非常に迷惑な昆虫という認識をしているはずです。
雪虫はアブラムシの親族である雪虫である。
たったこれだけの事で、昆虫の実際に見たことや触れたことが無い人でも
見た目に反して迷惑な昆虫
なんだなという事が分かるのではないでしょうか？
雪虫を嫌う理由はなに？
アブラムシの親族というだけで迷惑そうな印象を受ける雪虫。
雪虫を知っていくとアブラムシの親族だけど迷惑ではないという真実が嬉しかったのですが
アブラムシよりも厄介
というのが雪虫の現実です。
と、いいますもの。
雪虫の雪に見える綿の部分の正体は
蝋物質（ろうぶっしつ）
と呼ばれる成分で作られており触るとベタベタするんです。
さらにですよ？
アブラムシは飛ばずに地を這っていることが多いのですが
雪虫は飛ぶ
ことが出来る虫であり、それも
蚊の幼虫並みに群れをなして飛ぶ
事で馬鹿みたいに密集して飛んでいるんです。
その為、もし人間が雪虫の密集飛行にぶつかってしまったらどうなるのか？
その答えは想像できると思うのですが
アブラムシ並みのベタベタが全身を襲い雪虫の死骸が服につく
という最悪過ぎる事態に陥るんです。
想像しただけでも最悪ですよね？
この最悪の悪夢が現実的に起こってしまうのが雪虫であるが故に、多くの人は雪虫を嫌っているんです。
雪虫被害の対処方法は？
雪虫は密集飛行をしているが故に、この群れに入ってしまうと
全身がベタベタになってしまう
という最悪の事態に陥ります。
洋服は脱げばいいのですが、脱いだところで
洋服のベタベタと雪虫の死骸は落ちない
ので、当然ですが自分で掃除するか？クリーニングに出すか？
どちらかを選択する必要があります。
どうしても自分でやりたくないのであればクリーニングというのも1つの手段なのですが
お金が掛かる
という事からも、雪虫への苛立ちは勿論。
雪虫を見るたびにクリーニングに出すという金銭的な恐怖に襲われるのでお勧めはしません。
では、どうやって自分で雪虫が大量についている服を処理すればいいのか？
その方法は意外にお簡単な方法であり
掃除機にブラシを付けて吸い取る
という、とても簡単な方法で服にまとわりついた雪虫を除去できます。
掃除機のブラシはおそらく付属していると思うのですが、Amazonは勿論100円ショップにも販売されていることが多いです。
なので、ご自分の家庭にある掃除機のノズル部分のサイズにあうブラシを購入することをお勧めします。
良く分からないのであれば、掃除機の型番をメモして
電気屋さんで聞く
というのが手っ取り早いです。
大抵の場合は、掃除機を販売しているお店で掃除機につけるアタッチメントは完備されています。
雪虫対策として掃除機のブラシ型アタッチメントを常備しておくことで雪虫が付いた服に簡単に対処できると思いますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
一見すると雪のような綺麗な姿をしている雪虫。
しかし、実は非常に迷惑な昆虫であり対処方法をしっかりと理解しないと大変な目にある昆虫です。
対処方法は簡単で掃除機のブラシ型アタッチメントを付けるだけです。
これであっという間に吸い取ることが出来るので、簡単に処理することが出来ますよ。
雪虫を見かけるようになったら、必ずブラシ型のアタッチメントを用意しておきましょう。
雪虫の死骸だらけの洋服程に最悪な服はありませんから…
しっかり対策を取り雪虫に怯えない生活を手に入れましょう！(笑)
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