だるまをご存知ですか?
受験シーズンは勿論、政治家さん達の選挙際にもよく見かける
なにかしらの願い事
をし2つある目を願いをする際と叶った際に入れる物です。
しかし、現代の風習では毎年のように恒例として使っている人は少ないでしょう。
せいぜい先ほども紹介した通り
受験など人生で大きな事柄
の際に祈りを込めて使うくらいだと思います。
そういった重大な時に使うくらいという低い使用頻度の為に
だるまの目を入れる順番
というのに悩む方は多いと思います。
どちらでも良いと思う方も多いと思うのですが、実は順番には決まりがあります。
さらに、願いが叶った後にもやる事があるので現代では薄れてしまった
だるま
という文化について紹介していきます!
[cc id=55 title=”目次”]
だるまの目を入れる時と順番は?
最も多く悩むと思うのが、だるまの目を入れる順番だと思います。
販売されている際には
両方の目が入っていない状態
であるという事もあって、どちらに入れるべきか悩むんですよね。
両方開いているんだしどっちでもいいのかな?
なんて軽い気持ちで目を入れてしまうと願いが叶わなくなるかもしれません。
なので、だるまに願いと共に目を入れる際には
だるまの左目
から先に入れるようにしてください!
だるまの左目というのは、当然ですが
目を入れる方から見たら右側
の目に当たるので落ち着いて入れるべき目を確認しましょう。
また、だるまへの祈りは
左目を入れる際にする
のが風習なので、しっかりと祈りながら目を入れましょう。
そうすることでだるまへの祈りは届くはずです。
勿論、その祈りが届くかどうかは別の話ですが正しいだるまへの祈り方は
左目に祈りを込めながら目を入れる
というのが正しい習慣です。
最終的にやることは祈りが1年以内にどうなったかで変わります。
祈りが成就した場合には感謝の気持ちを込めながら右目を入れ、叶わなかったら入れない
という風にするのがだるまの習慣です。
だるまの習慣は左目から祈りながら目を入れ、1年以内に叶ったら感謝しながら右目を入れる。
叶わなかった際には、右目を入れずにない。
この事をしっかりと覚えておくようにしましょう。
1年後のだるまはどうする?
だるまの願いの習慣を紹介したのですが、ここで気になるのは
1年後のだるまをどうするのか?
という事だと思います。
願いが叶って両眼があろうと、叶わずに左目しかなくとも
1年後にだるま納め所
という場所に返せば問題ありません。
間違ってもゴミの日に出さないようにしましょう。
だるま納め所というのは、大抵の場合はだるまを販売しているお寺などに設置されています。
また、だるま納めというのは出来る限り
購入した場所に返す
というのが習わしなので、出来る限り購入したお寺に返しましょう。
願いが叶った際には返したくないという方もいるかもしれません。
しかし、だるまの習慣では
願いが叶ったら次の年はひと回り大きなだるま
を使うというのが習慣でもあります。
願いを叶えてくれただるまとずっと一緒にいたい気持ちは分かりますが
出来れば執着せずに替える
という事を心掛けましょう。
だるまは願いを叶えてくれたので、休ませてあげるというイメージが良いと思います。
感謝の気持ちでだるまさんをだるま納め所に返してあげましょう。
だるまの起源は?
最後になりますがだるまの起源を紹介します。
だるまとは仏教の習慣という事もあり元々のモデルはお坊さんです。
モデルになったのは中国にいたとされているインド人のお坊さんであり
菩提達磨(ぼだい だるま)
というお坊さんでした。
様々な伝説や歴史的な行いをしているのですが最も大きいのが
中国の禅宗を作り上げた人物
であるという事でしょう。
とにかく偉大なお坊さんであり、あまりにも認知度が高く少しでもあやかりたいという方も増えました。
その結果が日本に根付いた
だるま
という習慣であり、それほどまでに偉大なお坊さんが達磨という事になります。
偉大過ぎるお坊さんを意識して作られたのはだるまであり
偉大なお坊さんに願いを叶えて貰おう
というのが、だるまという習慣の始まりだったといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
だるまという習慣の目を入れる順番と目を入れ終わった後の流れ。
そして、だるまという習慣の起源を紹介しました。
起源はともかく、だるまの目は左目から入れ、目を入れる際に願い事をするという事を覚えておきましょう。
それさえ覚えておけば、だるまの習慣を始める際には悩むことは無くなるでしょうからね。
だるまは左目!
この事だけを強く意識することをお勧めします!
逆の目から入れるという惨事だけは絶対に起こさないようにしましょう!
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