雪の季節に降る雪で作るかまくらをご存知でしょうか?
地域によっては雪が滅多に降らないので名前を聞いた事はあるけど
実際に作ったことも入ったこともない
という方が多い冬の風物詩だと思います。
そんなかまくらを誰が発案したのか?
実際に雪が降れば家族で作ることは出来るのか?
そして、かまくらを作る際のコツはなにか?
冬の季節に作るかまくらについて紹介していきます!
[cc id=55 title=”目次”]
雪のかまくらの由来は?
雪のかまくらと言えば遊びで作る印象が強いですよね?
雪が降らない地域の方や、降ってもガッツリ積もらない地方では
かまくらは遊びで作る
という印象が強いと思います。
しかし、雪が良く降る東北地方の秋田県など雪が身近な地域では
小正月の伝統行事
として年代問わずに親しまれている文化でもあります。
小正月の文化としての役割は?
小正月の文化としての作られるかまくらですが、意外にも大切な役割があります。
その役割というのが
祭壇などを作り水神を祀り豊作祈願
という、日本の伝統的な祭ごとの祭壇を設置する場所として使われています。
行事のちゃんとし文化として使われているのは意外ですよね。
中に入って強くて遊ぶイメージや
家族団欒のあそび場
というイメージが全国的には強いですからね。
かまくらは元々、雪遊びとしてではな水神を祀るための伝統行事として作られていたものです。
また、名称に関してはかまど似ているから、かまくらになったという説が有力だそうですよ。
どの地域の雪でも作ることは出来る?
かまくらは元々は小正月の伝統行事の際に祭壇を作る場所として使われていました。
しかし、現代のかまくらはどちらかと言うと遊ぶ印象が強く
家族で作るもの
という印象が強いと思います。
といいますか、雪が降ったらぜひ家族で作りたいと思っている人が多いと思います。
雪が降る事が少ない地域でも、雪さえ作ることは出来るのか?
そんな疑問を抱く方も多いと思いますが
雪の量さえ足りれば作ることは出来る
というのが、答えになります。
当然と言えば当然のことなのですが、雪の性質がどうのこうのという話も耳にしたりしますからね。
東北地方などの雪が降り積もる事が多い地域ではないと作れないと思っている人も多いです。
しかし、現実的な話をすれば雪さえあればどの地域でも作ることは簡単です。
家族で作る際のコツは?
家族でかまくらを作る際のコツというのを紹介します。
雪はどの地域の雪でも問題はないのですが、作る際のコツというのを理解していないと上手に作ることは出来ません。
コツを知っておかないと作りが甘く作り終えたと思ったら潰れてしまうでしょう。
作り方にコツがいるかまくらなのですが、作る際にコツというのは大きく2つあります。
- 1つ目のコツは、作る際に雪で山を作り周りから叩いてから掘るように作るという事。
- 2つ目のコツは、作る際に雪に水を含ませるという事。
この2つのコツさえ理解していれば誰でも簡単にかまくらを作ることは出来ます。
それぞれのコツについて理由を紹介しますね。
2つのコツの理由は?
まず最初に1つ目のコツである雪で山をつくるという理由から紹介します。
これは、かまくらを作る際に下から壁を作って行く人がいるのですが、その方法では
壁の耐久力が足りず
上の方を繋げたら中心が崩れてしまいます。
その理由は建設業などの理解が必要になるのですが、誰でも分かるように言えば
作り込みが甘い
という理由で、かまくらは壊れてしまいます。
しかし、先に雪の山を作り周りから叩いてからかまくらを掘るように作ると
叩いた際に雪が圧縮され強度が出る
為に穴を掘った後でもかまくらが崩れるという事はありません。
また、この方法の雪で山を作って叩く段階で雪に水をかける事で
より強固な雪山になる
ので、完成した際のかまくらもより強固なものになります。
かまくらを作った後どの程度の時間遊びたいのか?
中で物を食べたりしたいという方は、2つのコツをしっかりとやってください。
そうすることで、家族でも上手にかまくらを作ることが出来ると思いますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
雪の季節に作る機会のあるかまくらについて紹介しました。
元々は雪が降る東北地方などで水神を祭るためにある伝統文化の際に作る物でした。
それが年が進むごとに様々な地域に伝わり、いつの間にか遊びで雪で作る小さな家のような認識が広まりました。
現代では祭事の際に使っている人はごくごく少数ですからね。
そんなかまくらですが、作る際にはしっかりとコツを理解して作りましょう。
山を作りその山に水をかけてから掘るようにかまくらを作る。
この事を意識するだけで上手に強い強度を持ったかまくらが作れると思います!
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