冬至の柚子湯の作り方と由来は?江戸時代の文化で現代は入浴剤いい?

冬至の日に柚子湯というのを作ると思います。

 

柚子湯とは、その名称の通りゆずをお風呂に入れて

ゆずの香りや成分を含んだお風呂

を冬至の日に作り温まる習慣が日本に根付いています。

 

そんな柚子湯をいざ作ろうと思うと迷う事は多いと思いますので何個入れるのか?などの作り方を紹介していきます。

 

また、伝統だからやっている人は多いと思いますが冬至に柚子湯を作る理由は何なのか?

目的とそもそもの始まり。

そして、同じ柚子湯という名称をしている飲み物の作り方や効能について紹介していきます。
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柚子湯の作り方は?

柚子湯の作り方は簡単です。

お風呂のお湯を普段通りに貯めた後に

市販されているゆずを5~6個いれる

ことで柚子湯は完成します。

 

浴槽の大きさによって変更するべきという意見もあるのですが、平均して5~6個いれるのが一般的です。

1個2個では寂しいので購入したゆずを全部入れるためにこの個数になっていると言われています。

 

この方法以外にもゆずの果汁や匂いを楽しみたい方は

ゆずに爪楊枝で穴をあけて果汁を出やすく

することでより一層ゆずの香りや果汁の効能を味わうことが可能です。

 

また輪切りにした状態のゆずを袋に入れて

より一層のゆずの果汁を湯に溶け込ませる

という方法もあります。

 

ただし、これらのゆずの果汁を多く湯に混ぜる方法の注意点としては

ゆずの果汁は刺激が強めなので皮膚がただれる可能性がある

という事です。

 

皮膚が強い自信がある方は存分にゆずを楽しんで貰って結構なのですが

皮膚が弱いと翌日まで真っ赤になる可能性

があるので数日後に控えているクリスマスに予定がある人にはお勧めしません。

 

せっかくのクリスマスが真っ赤な皮膚を隠そうとビクビクして過ごすハメになりかねませんからね。

ゆずを浮かべるだけでは物足りないと思う方でも

爪楊枝で軽く穴をあける

くらいまでにしておいて輪切りのゆずを浮かべるのは皮膚の強さを確認してからにすることをお勧めします。

 

冬至の柚子湯の由来と効能は?

冬至の日に柚子湯を作る方法を紹介しました。

ここからは柚子湯を冬至の日に行う理由と由来を紹介していきます。

 

柚子湯という文化が始まったのは意外にも歴史は浅く

江戸時代から始まった文化

だと言われています。

 

江戸時代の頃には柚子湯という文化が始まった理由というのは、ゆずの成分を理解していたわけではなく

柚子湯に入ると風邪をひかない

という言い伝えが元になっていると言われており

元は大衆文化である

と考えられているのが柚子湯です。

 

また同じく冬至の日に伝統として有名なかぼちゃ。

柚子湯はどの地域でも同じ様に親しまれていますが、かぼちゃは地方ごとに大きく異なる料理を食べていたりします。

地域ごとの食べ方をまとめてみたので気になる方は是非どうぞ!

冬至のかぼちゃは小豆を使う地域がある?地域ごとの食べ方を紹介!

 

話し戻して、柚子湯は江戸時代の頃に柚子湯に入ると風邪をひかないと言われ始まったとされています。

実際に効能としては『風邪をひかない』ようになる効能があり

柚子湯は普通の湯船に比べノルアドレナリンという成分が4倍

という研究結果が出ており、この成分は血管を収縮させる効果のある成分です。

 

この成分の影響を受けて血管が拡張。

体の隅々にまで血が行き渡るので

普通のお風呂に入るよりも体が温まる

ので風邪を引きにくい健康体になりやすいです。

 

また果実に含まれる皮膚に良い成分である

ビタミンCやクエン酸

といった成分によって美肌効果も確認されています。

 

普通のお風呂よりも温まることが出来、風邪の予防。

さらには美肌効果もあるのが柚子湯であるという事になります。

 

柚子湯でお勧めの入浴剤は?

現代でも普通のゆずを入れて柚子湯を作っている家庭は多いと思います。

しかし、現実的に

柚子湯はゆずを無駄にしている

という考えもごもっともで、勿体ないと思う方も多いでしょう。

 

また果物のゆずを購入する手間や勿体ない感、さらにはお風呂に果物を入れることで

お風呂の掃除を念入りにするのがメンドクサイ

と感じてしまう方も多いでしょう。

 

そもそもの始まりは

風邪を予防する為に江戸時代に始まった文化

なので、当然ですが冬至のゆず湯に入る目的は風邪予防です。

 

別に風邪を予防出来ればゆず湯でなくとも問題はないはず!

そう考えれば別に柚子ではなく入浴剤でもいいですよね?

入浴剤には科学的に体を温め体調を維持する成分が多く含まれているのですから。

 

というわけで、柚子湯にゆずを入れるのが面倒な方にお勧めなのが、現代には一般的に存在している入浴剤。

伝統を重んじる精神でゆずの香りをチョイスしましょう(笑)

この他にも様々なゆず商品があるのですが私の家庭で使っているのはこの入浴剤です。

冬至以外の日程でも気軽に使えますし

4種類のゆずの香りが楽しめる

こともあって、非常に気に入っています。

 

なにより果物である本物のゆずを入れないので

お風呂掃除も普段通りで良い

ですし、科学的に作られている製品という事もあって香りが本物よりもいい気がしています。

 

本物のゆずを入れてもふんわりと香る程度ですが

入浴剤だと一瞬でゆずだと分かる良い香り

のでゆずの香りを楽しむという意味合いでは入浴剤の方が向いていると思っています。

 

もちろん、伝統を重んじるのであれば入浴剤ではなく果物のゆずを入れる事をお勧めしますけどね。

強いこだわりがないのであれば、入浴剤などの商品に頼る事をお勧めします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

冬至の日に作る柚子湯の作り方と効能や由来を紹介しました。

 

江戸時代から始まった伝統なのですが、日本では非常に強く根付いている文化でもあります。

しかし、現実的に現代の科学でゆずという果実を入れるのはちょっと勿体ないと感じる人も多いでしょう。

そんな人にお勧めなのが、入浴剤です。

普段通りの掃除で済みますし、なにより楽で香りも入浴剤の方が強いのでお勧め!

 

ゆずを購入するのがめんどくさいと感じてしまう人は是非入浴剤の柚子湯で冬至を過ごしてみてください!

きっと例年以上に柚子湯を満喫できると思いますよ。

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