うまい棒1本の利益を原価から読み解く!最も原価が高い味は○○味!

駄菓子と言えばで必ず名前が挙がる国民的駄菓子・うまい棒だと思います!

 

景気の波に影響を受けずに1本10円という非常に安価な値段で発売され続けている駄菓子でありながら様々な種類の味が存在!

安いのに、どの味もしっかりと癖があって美味しい駄菓子ですよね♪

勿論好みは分かれる味も存在していますけど。。。笑

 

そんなうまい棒がなぜ1本10円で販売し続けることが出来るのか?

今回はうまい棒が10円という安価で販売され続けている理由と、1本あたりの儲けや原価など。

うまい棒がなぜ1本10円で販売し続けることが可能なのかについて紹介していきます!

うまい棒の1本の儲けは?

うまい棒の1本あたりの儲けについて紹介する前に、1本あたりの原価を紹介します。

原価というのは、材料費などを考慮したうまい棒1本を作るための料金の事です。

当然ですが原価が10円以下なら黒字、10円以上なら赤字という事になります。

 

では、1本あたりの原価を観ていきましょう!

 

うまい棒の1本あたりの原価。

それは、平均7円と言われています。

 

様々な種類が存在しており、1本あたりの値段は異なるそうですが

平均して1本を7円で作り10円で売っている

ので利益は1本あたり3円という事になります。

 

1本あたりたったの3円の利益ではあるのですが、利益はしっかりと出ているんですね。

売れば売るほどに利益は上がるので、確固たる地位を得たうまい棒は最強の商品とも言えます。

着実に利益を積んでいるわけですからね。

そういった理由で登場した1979年以来しっかりと製造が続き子供たちを幸せにしているんです。

 

そして、出た利益で少しづつ新商品を開発していくことでさらに人気が出る。

1本あたり3円とチマチマした商売ではありますが、着実に利益を積み重ね更なる高みに登り続ける。

79年から続いてきた最強の駄菓子と言って良いでしょう。

値上げしない秘密

うまい棒は1本あたり3円の利益だと紹介しました。

が、ここで気になるのは

なんで値上げしないのか?

ではないでしょうか?

 

1本あたり15円にしても買う人はいるでしょうし、時代の流れ的に値上げは仕方ない事ですよね?

多くの商品がアベノミクスなどでも大きく値上げなどをしていますから、値上げは当然。

そんな時代に10円で売り続けることに拘る理由はなにか?

うまい棒の販売企業・やおきんが拘る理由もしっかりと存在しているんです!

 

やおきんさんが10円に拘る理由。

それは、うまい棒がオイルショックという経済事情の際に生まれた事に関係しています。

 

そもそもうまい棒は

安価で子供たちを笑顔にしたい

という理由で誕生しており、このコンセプトを崩したくない!

いつまでも子供たちに安く笑顔になってほしい!

そんな思いが根底にあるんです。

 

その為に経済事情などの影響を受けても10円で売り続ける努力をしている。

うまい棒がいつの時代も10円で販売さ続けているのは企業努力のたまものと言えるでしょう。

10円で売り続けられる秘密

時代が変化してもうまい棒を10円で販売して利益を上げている秘密があります。

当然ですが、うまい棒の原価は一定ではありません。

昔に比べると現代の方が原価の価格が上昇していますからね。

昔の1本と今の1本では同じ10円でも違いがあるんです。

 

違いに関しては気が付きにくいのですが、最大の違いは

中央の穴が大きくなっている

という、うまい棒のgが減少しているという方法です。

 

サクサク食感自体は損なわれていませんが、一定の間隔で穴の大きさが大きくなりうまい棒1本あたりの大きさが小さくなっています。

昔は7gだったのが、現代では5gになっているなど。

気が付かない程度の差ではありますが、時代に合わせて1本あたり3円の利益が獲れる大きさに変化しているんです。

 

1本10円という値段は変わりませんが、1本あたり3円の利益を取るために密かに変化はしている。

時代が代わっても10円で売り続ける事が出来る秘密です。

最も原料が高い種類

最後になりますが、こちらで紹介しましたが、現代では16種類のレギュラーが存在しています。

そんな16種の味の中で最も原価が高い味について紹介します!

2018年時点のうまい棒の味は○種類!キャラクター制作秘話も紹介

 

原価が最も高いのはたこ焼き味!

私が最も大好きなたこ焼き味がまさかの最も原価が高い味でした!

 

たこ焼き味の1本あたりの原価は9円。

利益は1円と非常に低い事になりますが、他の商品でその穴は埋めているそうです。

 

ちなみにですが、たこ焼き味が高い理由はレギュラーメニューで唯一2度味付けの行程が必要な為。

原料というよりも、作業工程にお金がかかっているそうです。

2度味付けしているので、原料分も高いんでしょうが1円程度の差異とのことです。

 

レギュラーメニューで最も高いのはたこ焼き味!

お得に買いたいのであれば、たこ焼き味を狙っていきましょう!

完全に貧乏性ですが、お買い得感はあります。。。笑

まとめ

・1本あたり3円の儲け。

・値上げしないのは制作時の心。

・時代に合わせて総量は変化。

・穴の大きさが変わっている。

・たこ焼き味が一番高い。

 

国民的駄菓子のうまい棒の原価について紹介しました。

1本あたりの原価は平均して7円で最も高いのは9円で作られているたこ焼き味。

たった2円の差ですが、販売価格が10円ですので1本売っても1円しか儲からないという事になります。

 

売値の価格がほぼ原価。

様々な企業や飲食店にも見習ってほしいと本気で思ったし、こういう企業がもっと増え欲しいなって思いました♪

頑張れ駄菓子メーカー!

1 COMMENT

匿名

原価ギリギリでやってる事は偉い事でしょうか? 自分、若しくは家族が 原価ギリギリの
商品販売で給料が停滞していたら どう思われます?消費者が偉いわけではありません。
還元する気持ちも持たないといけないのでは
ありませんか? 友人関係にも顕著に出るのではありません? 他人の奢りに甘えてませんか? いい物を提供、いい関係、いい教育を繋ぐ為に誰かに負担をかけて自分だけそれで良いと思ったりしてませんか? 独りよがりでは
ありませんか? いい物、更にいい物を、雇用を増やしたい 貢献してる企業もあります
あなたに直接関係は無いかもしれませんが
それで助かる方も居る事を理解して欲しく思います。

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