スターバックスなどの今どきのお店にあるチャイという美味しい飲み物をご存知でしょうか?
チャイという飲み物は、店舗によっては紅茶みたいなのだったり、ミルクティーのようなものだったり。
チャイという飲み物を頼んでも様々な飲み物が出てくることがあるのが特徴です。
流行に流されて詳細を知らずにチャイという飲み物を飲んでいる方が多いのではないでしょうか?
私も良く分からずに『チャイはチャイ』という残念な認識をしていたので、チャイという飲み物が何なのか?
チャイの歴史を辿りながら現代の日本で言うチャイとはなにか?
そして、紅茶やミルクティーとは何が違うのかを紹介します!
[cc id=55 title=”目次”]
チャイの歴史は?
チャイという飲み物が誕生した歴史を知ることが最も理解しやすいので紹介していきます。
チャイが誕生した時代は1871年頃のインド。
イギリスの植民地としてインド帝国を名乗っていた頃のインドで誕生した飲み物です。
チャイという飲み物を飲んだ事がある人は分かると思うのですが
イギリスの紅茶のような味わい
が感じられると思いますが、その理由は占領されていた頃に
イギリス人の文化がインドにも根付き独自の変化を遂げた
という、占領者たちの文化を占領されていたインドが取り込んだことでチャイは誕生しました。
言ってしまえば、チャイという飲み物は
インドの紅茶
という意味合いであり、限りなく紅茶に類似している飲み物です。
現代の日本のチャイは?
紹介した通り、チャイは元々インドの紅茶でした。
現代の日本で親しまれているチャイはインドで親しまれているチャイと同じ物だと言われています。
どういった飲み物かといいますと、日本で親しまれているチャイという飲み物は
紅茶にミルクと砂糖を入れた飲み物
で、少しとろみがついているのが特徴と言えるでしょう。
このとろみの理由はポッドで作る紅茶とは異なり
チャイは鍋でぐつぐつ煮ながら作る
という特徴がある為です。
チャイの本場、インドで実際の作り方をご覧ください。
このように紅茶というイギリスらしい、ちょっと高貴な飲み物が元なのですが
チャイは人口の多いインドらしい効率重視
という作り方が特徴と言えるでしょう。
少しでも多くの人に素早く飲んで貰えるように。
そんな想いが感じられるインドらしい作り方ですよね。
この大雑把な効率重視のところがチャイという飲み物にとろみがついている理由でもあります。
紅茶とチャイの違いは?
先ほども紹介した通り、チャイとはインド版の紅茶です。
その為、元々は同じなのですが現代の日本では大きな違いが存在しています。
その違いが生れた理由はインド産の効率重視のチャイに比べ、イギリス産の紅茶はティータイムという優雅な時間を過ごす為の飲み物。
そもそもの目的の違いというのも、2つの飲み物の違いと言えそうです。
その結果として生まれた違いは先ほど紹介したのですが
とろみの有無と砂糖やミルクなどの味付け
というのが大きな違いでしょう。
また、日本ではチャイという飲み物を指す場合は
シナモンやクローブなどのスパイス
を使う飲み物を指す場合も多いです。
喫茶店などの品書きに乗っているチャイの場合ですと、大抵の場合はスパイスなどが入った深みのある味わいの飲み物が出てきます。
現代の日本での紅茶とチャイの違いというのは
紅茶はスッキリした味わいの飲み物。
チャイはとろみがついている深みのある味わいの飲み物。
というのが2つの飲み物の違いだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
紅茶とチャイという飲み物の違いを紹介しました。
店舗によってはチャイと紅茶の明確な違いが無い事もあるのですが、基本的にはチャイはミルクの入っている甘い飲み物です。
元々は紅茶と同じ飲み物だったのですが現代では全く違いといって過言ではないでしょう。
喫茶店などの飲食店で頼む場合は甘くてとろみの付いた飲み物が出てくることを想定して頼むようにすることをお勧めします!
コメントを残す