喪中はがきというその名称の通り喪中の際に送るはがきをご存知でしょうか?
年末年始が近づいてきたタイミングで送られて来たり、送る事になることが多いはがきです。
そんな喪中はがきですが、送られてきた場合どうするべきなのか正しく理解していますか?
あまり多くは送られてくる機会がない、はがきである為にどうすればいいのかを悩む方は多いと思います。
喪中はがきとはどういった意味合いを持っているはがきなのか?
意味合いを正しく理解して、送られてきた場合はどうするべきなのかを理解しましょう!
また、送られてきた場合のお勧めの対応の仕方も紹介します!
[cc id=55 title=”目次”]
喪中はがきの意味合いは?
まず最初に喪中はがきの意味をしっかりと理解していきましょう!
喪中はがきというのは、喪中で親近者を亡くした悲しみで
喜びや祝い事全般
から距離を置いているほど落ち込んでいる人が出すはがきです。
その為、当然と言えば当然なのですが喪中の人は
あけましておめでとう!
という気持ちになれませんよね?
自分が祝いの席を避けているほど落ち込んでいるいるわけですから、他人を祝う気になんてなれないでしょう。
つまり、喪中はがきとは本来ならば年賀状を送らないことは無礼であり、日本人としては快く思えない事ですが
親近者を亡くし、今年はどうしても祝い言葉を送れませんがお許しください
という意味合いを込めて、相手に年賀状を送れない理由を伝える為のはがきです。
喪中はがきを送ってきた人にも年賀状は送る?
喪中はがきというのは、親近者を亡くしたので祝いの言葉を送れません。という意味合いが込められていると紹介しました。
しかし、喪中で悲しんでいるのは相手方の話であり
喪中はがきを貰った側は例年通りおめでとう!
と言える状態ですよね?
自分は喪中ではないので別段悲しんでいるわけではないのですから。
その為に喪中はがきを送ってきてくれた人に
年賀状を返すべきか?
というのは喪中はがきの意味を理解していても悩む事柄に感じられると思います。
しかし、冷静になって考えてみましょう。
喪中はがきを送ってきた人というのは、悲しんでいるので年明けの祝いである
年賀状を送れなくて申し訳ございません
という意味合いのはがきを送るほどに悲しみに暮れ弱っている人です。
そんな人に対して新年の挨拶であり
めでたい年明けを祝うおめでとう
の意味合いが籠っている年賀状を送るのは人間としておかしいですよね?
相手が近親者を亡くし悲しみに暮れているのを知っているわけですから
相手の気持ちを考えれば送るべきではない
のは明らかでしょう。
喪中はがきを送ってきた人に対して年賀状を送ってはいけないというルールはありません。
しかし、喪中はがきを送って来た人の心境を考えれば
送るべきではない
というのは、明らかだと思います。
寒中見舞いにまとめる事がお勧め!
喪中はがきを送ってきた相手には年賀状を送るべきではないと紹介しました。
しかし、現実的な話として相手との関係絡みで年明けの挨拶をしたいと思う人は多いと思います。
そんな人にお勧めなのが
年賀状の代わりに寒中見舞いを出す
という方法です!
寒中見舞いというのはその名称の通り
寒中に送る見舞い
の事であり、喪中の為に年賀状を出せなかった場合や喪中はがきの返信としても使われています。
またこの寒中というのは
1月5日~2月4日前後まで
の期間を指していますので、送る際は2月4日までに届くようにしましょう。
この期間に喪中はがきを送ってきた人に対して実質的な年賀状扱いで寒中見舞いを送ることがお勧めです!
喪中であること、そして寒中であること。
2つの状態をお見舞いする意味合いを込めて寒中見舞いを出すことで
実質的な年賀状のお返し
という意味合いで相手方もわかってくれると思うのでお勧めです。
ちなみにですが、寒中見舞いの際は年賀状ではなく専用のハガキを購入することをお勧めします。
新年を祝う意味合いが込められている年賀状を喪中の人に送るのは無礼ですので、多少お金が掛かってもしっかりと寒中見舞いのはがきを出すように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
喪中はがきが送られてきた場合は年賀状を送るべきなのか?について紹介しました。
喪中はがきを出す側であれば出すだけで良いのですが、送られた来た場合は相手に年賀状を送るべきなのか悩みますからね。
ルールというのは無いそうですが、相手の気持ちを考えると新年を迎えた事への祝いの意味がある年賀状を送るべきではないです。
仕事などの関係を保ちたい場合には失礼が無いように寒中見舞いを送りましょう。
相手方も実質的な年賀状だと理解できるはずなので、喪中はがきの返しが原因で関係が崩れるという事はないでしょうから。
喪中はがきに限らず喪中への理解をしっかりと深めておくことで関係を壊さないようにしましょう!
相手は落ち込んでいるので、些細な事で強い苛立ちを感じる可能性は高いですから行動には細心の注意を!
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