立ち食いという変わった経営スタンスのお店がいきなりステーキ。
お客の回転率が速いことでお手頃価格で食べられる事で有名なステーキ店です。
お手頃価格で庶民的にも行きやすいお店という事もあり私も良く行っていました。
お店で食べてみたり、お持ち帰りをしてみたり。
だいぶ通ったので、昔はお持ち帰りのデメリットや注意点をまとめ記事を書いたりもしています。
いきなりステーキのお持ち帰り方法は?注意点とデメリットを解説!
私としては大好きだったいきなりステーキなのですが、実は最近はあまり行っていなかったんです。
理由は色々とあるのですが、どうやら私以外にも多くの人が感じていたようで。。。
客離れが深刻化しているといういきなりステーキの話をしていきます。
いきなりステーキ:客離れ
いきなりステーキの客離れは今年に入ってから進み始めたようです。
間近となる5月~7月は毎月9%減。
1ヵ月ごとに約1割ものお客さんが来店しなくなってしまったということになります。
衝撃的な数値ではありますが、いったい何が原因でこれが起こったのか?
私なりに理由を結論付けていますのでその話をしていきます。
値上げ:お手頃感消失
なんといっても痛手だなぁと感じているのが、魅力だったお手頃感がなくなったことです。
立ち食いである代わりに安くのが魅力だったいきなりステーキ。
それが理由で人気に火がついたと思うのですが、実は今年に入ってからですね。
1g辺り10円だったのが1g辺り11円に値上げされました。
1g辺りたったの1円の値上げなのですが、元が安かったので1割。。。
つまり、値段にすると10%も値上げがされた事になってしまうんです。
グラム辺りで10%の値上げと聞くと庶民の精神には大打撃…!
とてもじゃないですが、普通に行けるお店という印象は消え失せました。
1000円程度で食べられるお肉という印象が、1200円や1500円かかるようになる。
こうなってきてしまうとどうしても格安と言うイメージは抱けませんから。
庶民にとっての1g辺り1円の値上げ。
これを甘く見過ぎたのかなと思います。
値上げというのが大きな理由の1つであると思います。
そして、もう1つの理由がこちら。
家でも焼ける:美味しくはない?
値段が上がったことでお手頃感がなくなったいきなりステーキ。
当然ですが、次に付きまとってくるのが焼肉であるが故の家でも焼けるという点です。
スーパーやお肉屋さんで肉を購入して、家で焼けばいきなりステーキよりも明確に安い。
この額が値上げによって浮き彫りになってしまい、いきなりステーキに行く必要はないかなって思う人が増えたと思います。
特に持ち帰りともなると、もうスーパーなどでお肉を買って家で焼いた方が確実に安いです。
そう思う方も多くなり、徐々にいきなりステーキの優位性。
魅力だったお手頃価格という店に行く理由が薄れていき客離れにつながったと思います。
良くも悪くもステーキは家でも焼けてしまうんですよ。
大抵のものは家で作った方が安上がりではありますが、特殊な技術が必要な食べ物。
例えば日本のお寿司などであれば、食材を買って家で握れば安い!
そんな馬鹿な事を言う人はいませんよね?
だって、お寿司は素人が握ると脅威のまずさ&形の悪さになりますから。。。
それに比べてステーキなど焼肉の類は、素人が焼いてもそこまで差がありません。
勿論、素晴らしい高級店の焼き方に比べれば違うのでしょうけどね。
いきなりステーキの焼き具合程度なら家庭でも再現は可能なんです。
いきなりステーキに限らず、大抵の安めの肉屋の焼き加減は家庭でも再現で来てしまう。
家庭の備え付けのコンロの性能が上がったという事もありますし、IHなどですと説明書通りに焼けば完璧ですからね。。。
そういう料理用のサイトもインターネットにごろりと転がっています。
そういった理由で家庭での料理の美味しさが上がったというのも安さが売りの店舗が厳しい原因だと感じています。
いきなりステーキは安いですが、スーパーで買って家で焼いた方がより安い。
そして、値上げ分を考慮すると食べ応え+家でのんびり食べられること。
この2点によりいきなりステーキに行く価値がなくなったのが非常に痛いかなと思っています。
まとめ:絶望的か
値上げをしてしまったいきなりステーキ。
お手頃価格であるが故に人気だった系列ですが、そのイメージが庶民から消えたのが痛手だと感じています。
客足が3ヵ月連続で約10%減というのは本当に厳しい状況に陥っているなぁという印象を受けざるを得ません。
しかし、この状況下で値下げを行うのは難しいでしょうからね。
自分の店のイメージを壊してまで値上げせざるを得なかったわけですから。
そう考えるといきなりステーキに客足が戻る可能性は非常に低そうと言わざるを得ません。
また安くしてほしいですけどね。
立ち食いで大して安くないとなってくるとこりゃーもう少しお金を追加してでも落ち着いて座って食べたいってもんです。
自滅。
そんな印象を抱いているいきなりステーキの客足減少問題についての私の意見でした。
神戸の大型ショッピングセンター内のお店で食べました。
ステーキは好物なので月に二三度家庭で作ります。
近くのスーパーで霜降りのロース肉、180~200gを1500円前後で購入。塩コショウを振り、仕上げに少しの醤油で味付けします。
プロの味を試してみようと「いきなりステーキ」へ入店。国産肉を注文。期待に胸が弾みましたが「、結果は散々でした。プロ<<<<<・・・・<素人でした。
そして割安感もゼロ。心のこもっていない味でした。
再訪の気持ちはありません。
テレビでいきなりステーキを特集してる番組がありました。私の注文と同じ内容を注文してるはずなのですが、出てきた物は、、雲泥の差の凄く美味しそうな肉でした。自分で作った方が美味しく作れます。肉マイレージのカードも切って捨てました。