何気なく口にすることが多いピーナッツ。
立場が微妙な食材で知ってはいるけど、興味が無い人が大半でしょう。
しかし、実はピーナッツは現代はやりの糖質制限や肥満対策にうってつけの食材なんです。
ピーナッツの良さを知らずに糖質制限ダイエットなどを続けている人がいたら勿体ない!
ということで、今回はピーナッツについて紹介してきます!
ピーナッツ:落花生との違い
ピーナッツの成分の前によく耳にする、ピーナッツと落花生の違いを紹介します。
それを知るには正式名称などを知れば簡単ですので、軽く紹介しておきます。
正式名
漢字:落花生(らっかせい)
英語:peanut(ピーナッツ)
別名:南京豆(なんきんまめ)
学名:Arachis hypogaea
種:マメ亜科ラッカセイ属
よく耳にするラッカセイとピーナッツの違いですが、実はどちらも同じものを指しています。
強いて言うのであれば、違いは
日本語か英語か
の違いであり、それ以外の違いについては特にありません。
ピーナッツと落花生は同じ食べ物であるということです。
ピーナッツ:栄養素
ピーナッツの栄養素は以下。
エネルギー 2,351 kJ (562 kcal)エネルギー 2,351 kJ (562 kcal)炭水化物18.8 g食物繊維 7.4 g脂肪47.5 g飽和脂肪酸 8.33 g一価不飽和 22.76 g多価不飽和 13.74 gタンパク質25.4 gビタミンビタミンA相当量 (0%) 1 μgチアミン (B1) (74%) 0.85 mgリボフラビン (B2) (8%) 0.10 mgナイアシン (B3) (113%) 17.0 mgパントテン酸 (B5) (51%) 2.56 mgビタミンB6 (35%) 0.46 mg葉酸 (B9) (19%) 76 μgビタミンE (67%) 10.1 mgミネラルナトリウム (0%) 2 mgカリウム (16%) 740 mgカルシウム (5%) 50 mgマグネシウム (48%) 170 mgリン (54%) 380 mg鉄分 (12%) 1.6 mg亜鉛 (24%) 2.3 mg銅 (30%) 0.59 mgセレン (29%) 20 μg他の成分水分 6.0 g水溶性食物繊維 0.4 g不溶性食物繊維 7.0 gビオチン(B7) 92.3 μg
大きく注目するべきなのをまとめるとこちらになります。
炭水化物18.8g
不飽和脂肪酸2種36g
ビタミンE10.1mg
100g辺りの炭水化物量が少ないのが魅力であり、さらに不飽和脂肪酸も多く含まれているために太りにくい食材でもあります。
おまけに摂取しにくいビタミンEも多めに配合されている。
あまりピンとこないかもしれませんが、普段食べているごはんやパンをピーナッツに変えたほうが健康的な食生活になる。
現代の糖質制限や肥満を意識している時代という意味では、そう言っても過言ではない食材と言えます。
糖尿病:糖質制限で食べやすい食品
ピーナッツは先ほど触れたとおり、糖尿病の方や糖質制限中の方でも食べやすい食材です。
既に糖尿病になってしまっている方の場合では、医師の方にどの程度までが許容なのか?
これを伝えられていると思いますので、g内で糖質量の許容範囲内を意識して食べていきましょう。
改善するわけではないので、間違っても食べ過ぎには注意してください。
また糖質制限中の方でも糖尿病対策とダイエットの方がいると思います。
糖質制限ダイエットの場合
糖質制限ダイエットの際にピーナッツを食べる場合。
この場合には食べ過ぎに注意する必要があると思いがちですが、ガッツリ食べて良いです。
基本的には普段通り糖質制限を意識するだけではなく、カロリーを制限することを意識しますよね?
この延長でピーナッツ以外の食べ物は積極的に我慢しましょう。
我慢が辛くなってきた際などには
ピーナッツを満足いくだけ食べる!
という風にするのがお勧めです。
なぜ満足いくだけ食べるかというと、チマチマと食べると結局はいっぱい食べてしまう為。
ピーナッツを食べる際には我慢せず満足いくまで食べて下さい。
そうすることで、糖質制限ダイエットを継続的に続けることが出来るはずです。
短期的な事よりも長期的な考えで糖質制限ダイエットには取り組むことがお勧めです!
糖尿病対策の場合
糖尿病対策として糖質制限をしている場合にお勧めしたいと言いますか、私の夫がやっている方法を紹介します。
まずピーナッツを1kg程度購入してください。
これはバターピーナッツでもいいですし、素焼きのピーナッツでも構いません。
種類が豊富にあるので好みのピーナッツを選んでいただいて問題ないです。
で、その後に用意してほしいのがジプロック!
ビニール袋にチャックがついている奴です。
これを用意し、しっかりと図りバターピーナッツを50g程度に小分けしましょう。
ピーナッツは種類や調理方法で若干変わりますが、平均すれば100gで10~16g程度の糖質になります。
50gというのはその半分ですので、糖質は5~8g程度となります。
このくらいであれば普通に1日に食べても問題はありませんので、辛い時にガッツリつまんでいきましょう。
ここで注意点!
ガッツリつまんでと表現した通り、チマチマとは食べないでください!
血糖値は血糖値スパイクという言葉がある通り、チマチマと糖質を摂取する食べ方はよくありません。
膵臓に負担がかかってしまうので、出来る限り一気に食べることを意識しましょう。
継続に膵臓に付加をかけないことを心掛けてください。
食べ過ぎ:鼻血が出る
最後になりますが都市伝説的な話でよく耳にするピーナッツを食べ過ぎると鼻血が出るという事について触れていきます。
この話はなぜか信じられている傾向が強いのですが、嘘です。
○○を食べ過ぎると鼻血が出るというのは基本的には全部嘘で、科学的に証明されていません。
勿論、食べ過ぎは健康には良くないのでお勧めはしないですけどね。
少なくとも現代の科学でピーナッツの食べ過ぎで鼻血が出るという学術的な証拠は一切ありません。
まとめ:健康食
ピーナッツについて触れてきましたが、糖質制限ダイエットや糖尿病対策の糖質制限中にはお勧めの食材です。
まとめ売りも多く行われていますし、kg単位で一気に買いだめしてジプロックなどで小分けにする。
単純な方法ですが、量を守りやすいので糖質制限には本当にお勧めのやり方です。
糖質制限をやっている人は、是非ピーナッツに頼ってみてください!
きっと頼もしい存在と感じられるはずです。
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