冬の季節になると降るのが
ひょう、あられ、みぞれ
といった、雪に似ていますが雪ではないモノがあると思います。
天気予報でも、あられが降りました。
ひょうが降りました。
などなど、○○が降ったというニュースが増えるのが寒い冬の季節です。
ひょうやあられ、みぞれなど。
いったそれぞれが表しているのいはどんな飛来物なのでしょうか?
ふとした時に思い出せない、冬の季節の天気用語について紹介していきます。
[cc id=55 title=”目次”]
みぞれってなに?
まず最初にみぞれを紹介します。
みぞれというのは
雪になりかけの雪
の事であり、雪になり固まってはいるのですが水分量が多く半ば溶けている状態です。
雪が降ってもおかしくない気象の際に発生します。
雪になりかけという事から分かる通り
雪が降るよりも温かい気候
の際に降ってくるのがみぞれです。
上空の寒い気温の範囲が薄くなっており
雪になるほどの寒さは無い
ので、半分だけ雪になったものの全ては雪になれなかった。
その際に雪と雨が空中でくっ付いた結果、みぞれになる。
このように覚えておくと、みぞれが何かを覚えやすいと思います。
あられとひょうの違いは?
みぞれとは異なり、明確な差が無いのがひょうとあられです。
この2つの気象現象はどんなものかと言いますと
氷の塊
が降ってくるという気象現象です。
雪というのは水分が上空で塊、ふわふわ状態の優しい氷になって降ってくる気象現象ですよね?
それに対して、ひょうとあられの氷の塊というのは
冷蔵庫で作った氷のような硬さ
の悪ふざけでも人に投げてはいけない。
決して、空から降ってきちゃいけない硬さの塊が降ってくる気象現象です。
ひょうとあられ。
そのどちらもが、そういった危険としか言いようのない氷の塊が降ってくる気象現象です。
では、2つの名称によってどういった差があるのか?
その答えは単純です。
ひょうとあられという気象現象の差は
降ってきている氷の大きさ
という、降ってきている塊の大きさによって名称が異なります。
この2つの名称の大きな違いというのが
あられは直径が5mm以下の塊。
ひょうは直径が5mm以上の塊。
という風に定義付けられています。
あられは小さく、ひょうは大きいと覚えおくといいでしょう。
紹介した通り、ひょうは直径が5mm以上であれば全てが当てはまります。
5mmを超えている時点で非常に危険な状態なので、間違っても外出はしないようにしましょう。
どんな大きさの雹が降ってくるのか分からないので、出来る限り室内にいるのが大切です。
傘をさしていれば大丈夫なんて妄想はしないようにしてください。
傘を貫いて人を襲う可能性も十分に考えられます。
みぞれ、ひょう、あられを英語では?
みぞれとひょう・あられの違いを紹介したので、それぞれの英語表記を紹介していきます。
それぞれに特徴があるので、英語圏でもそれぞれの表現が存在しています。
まず最初にみぞれの英語表現から紹介します。
みぞれは英語で
Sleet(すりーと)
と、ちょっとSweetsスイーツという英語に似ていますよね。
みぞれとは雪と水が混ざり合ってシャリシャリしている状態です。
それがデザートに見えなくもなかった為か、Sleetという可愛らしい表現になっています。
そして、ひょうとあられについてですが英語圏では区別が付けられていません。
日本では大きさが5mm以上が以下かで定められていますが英語圏ではどちらも危険なので1つの単語で表現されています。
その表現というのが
Hailstone(へいるすとーん)
という恐い表現です。
Hailというのが雹を表している英語です。
これにプラスしてStoneという石という英単語が追加されています。
Hailstoneという英語はひょうを表す言葉ですが、基本的に
大きなひょう
を表している言葉と言えるでしょう。
つまり、英語圏では
あられ=Hail
ひょう=Hailstone
という風に表現するのが一般的だということになります。
危険なレベルになれば雹の石と表現し、如何に危険なのかを警告する表現に代わるという事になります。
日本よりも直接的で分かりやすい表現の気もしますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
冬の季節に発生する雪の仲間である、あられ、ひょう、みぞれについて紹介しました。
それぞれの大きな違いは雪の状態です。
みぞれは雪になりかけで水と混ざり合っている状態。
あられとひょうは同じく氷の塊で、5mm以上か以下かで名称が異なります。
5mm以上を表しているひょうは上限が無いので、間違っても外に出る事をしないようにしましょう。
外に出て硬すぎる氷の塊に直撃して命を落とす可能性も十分に考えられます。
天候を舐めない。
天気の危険を教えてくれるのがひょうとあられと言えるでしょう。
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