風物詩という言葉を耳にし言葉あると思います。
ニュアンスなどから、なんとなく言葉の意味は理解していると思いますが細かな意味を知らない人は多いと思います。
季節の風物詩などと使われる風物詩の意味。
そして、季節ごとの風物詩の特徴など、風物詩の定義などを解説していきます。
[cc id=55 title=”目次”]風物詩の意味は?
風物詩の意味ですが、これは単純に季節を代表する物事の事を言います。
季節特有の気象現象やイベントなど文化。
さらには、季節に大量発生する昆虫や旬を迎える食べ物など。
こういった、季節を彩ってくれる物事の事を総じて風物詩といいます。
また、俳句には使っていい季語とそうでない季語など成否があるんです。
しかし、風物詩には成否は無くその人が風物詩だと思えば、それは風物詩になります。
つまり、地域など住んでいた場所によって全く異なるモノが風物詩になるという事です。
風物詩に成否は無いという事を頭に入れておきましょう。
そして、○(きせつ)の風物詩と呼ばれるのが一般的です。
風物詩とは、それぞれの人が季節特有のものだと感じれば、全て風物詩となります。
季節ごとの風物詩の代表例は?
私が思う季節ごとの代表的な風物詩を紹介しておきます。
あくまでも私が思うだけなので、成否は関係ないという事は忘れずに。
春夏秋冬ということで、まず最初は春の風物詩から。
春といえば小学生の入学式とランドセル、各学校の卒業式などを思い浮かべます。
そして、その情景として桜と来て、サクランボ。
さらに鯉のぼりやひな人形にゴールデンウィークなど、新しい季節というイメージと同時に子供に関することを多く思い浮かべます。
次に夏の季節の風物詩。
夏といえば、やはり真夏の太陽と海でしょう。
涼むためのエアコンや扇風機、うちわにかき氷にスイカ割。
さらにはヒマワリやカブトムシ、花火などなど熱い季節にやるイベント的な事と季節のイメージが思い浮かびます。
夏の次という事で秋。
秋の季節といえば食欲の秋といわれる通り、旬を迎える食べ物であるナスや栗など。
さらには、綺麗な鳴き声で季節を彩ってくれるコオロギやスズムシなどの昆虫も思い浮かべます。
あとはなんと言ってもお月見。
綺麗なお月様を眺めるのもこの季節ですよね。
春夏秋冬の最後ということで、冬の風物詩。
冬といえば寒さからくる、暖房やストーブにこたつなど温まる物を思い浮かべます。
食べ物ですとおでんや鍋などの温まる料理が風物詩といえるでしょう。
イベントとしてはクリスマスにお正月などが風物詩。
このように風物詩とは、自分がその季節に思い浮かべる事柄がそれぞれの季節の風物詩といえます。
自分でも、思い浮かべられるイベントなど行事や食べ物などを整理して風物詩を確認してみると良いと思いますよ。
[cc id=16 title=”アドセンス”]英語では何という?
風物詩とは当然ですが、英語圏にも存在していますので表現方法を解説していきます。
英語では風物詩の事をTradition(トラディション)という風に表現します。
もしくは、季節+feature(フィーチャー)という風にも表現します。
まず最初にTraditionですがこちらは風物詩という意味を持つ言葉。
そのまま風物詩と表現する際には、こちらが正しいのです。
基本的に風物詩という表現をしたい場合は、トラディションと表現してください。
しかし、状況によってはFeatureが適正です。
こちらのFeatureとは、日本語で特徴という意味合いを持つ言葉です。
先ほども解説した通り風物詩とは、自分なりに感じる季節の特徴の事です。
つまり、季節+Featureとは季節の特徴という意味あいになり、会話の中で使う際はこちらの方がしっくりきます。
一般的に風物詩を表現する場合は、Tradition。
会話の中で、季節の特徴というニュアンスで使うのであれば季節+Featureと表現しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
季節の特徴的な事柄に対してつかわれる風物詩を解説しました。
なんとなく意味は分かっていますが、使う際に風物詩の意味を調べる人は少ないと思います。
しかし、社会などで風物詩の使い方を間違ってしまうと、恥をかくのでしっかりと覚えておきましょう。
とはいっても、風物詩は自分が季節ごとに思った事柄という意味合いでもあるので間違いとはなりづらい言葉ですけど。
それでも、意味合いを知ったうえで使ったほうが使う際のズレに自ら気づけるので損はないでしょう。
コメントを残す