卵の賞味期限というのをご存知でしょうか?
卵という食材は使用する頻度が非常に高いという事もあって、滅多に賞味期限を超える事のない食材でもあります。
それと同時に食材として生で食べる機会も多いのも卵の特徴だと思います。
そんな卵で起こりがちなことが
ちょっとした理由で卵にひびが入ってしまう
ということでしょう。
そして、ひびが入った際に不安なのが
ひびの入った卵はいつまで食べられるのか?
という生で食べる機会の多い食材であるが故に食中毒などの不安だと思います。
この記事では、ひびの入ってしまった卵の場合は
賞味期限通りに食べれればいいのか?
それともひびが入った日には食べたほうが良いのか?
ひび割れ卵の賞味期限について紹介していきます!
[cc id=55 title=”目次”]
卵の賞味期限がある理由は?
ひびの入った卵の食べられる賞味期限の前に
卵に賞味期限がある理由
を紹介します。
これを理解してしまえば、ひび割れ卵の賞味期限を理解しやすい為に先に紹介します。
まず最初に卵の賞味期限ですが、実はこれ
サルモネラ菌
という聞きなれない菌が卵内で急激に増加しない、もしくはしても生食できる期間を示しています。
サルモネラ菌というのは、鶏が生む際に卵が通る消化管や鶏の卵巣が汚染されていた場合に感染します。
その為に市販されている卵は
サルモネラ菌対策として洗浄された後
の卵が流通しています。
しかし、万が一にこの菌が卵の中に入ってしまうと
卵の中でサルモネラ菌が急速に増殖し
人間に悪影響を及ぼし食中毒という形の症状が現れます。
つまり、卵の賞味期限とは
サルモネラ菌に感染した卵でも賞味期限以内であれば生食可能
である期限が表記されています。
ひびの入った卵の賞味期限は?
ひびが入った卵の賞味期限について紹介します。
先ほど紹介した通り卵の賞味期限は
サルモネラ菌に感染していても安全な期限
が表記されているのですが、ひび割れ卵はサルモネラ菌以外にも危険があるのが分かると思います。
例えばですが
- ひびから水道水が入ってしまった。
- ひびの部分が他の食材に触れていた。
- ひびがある状態で冷蔵庫の中に入っていた。
などなど、サルモネラ菌以外にも様々な理由でひびが入った卵が食べられる期間が気になる人は多いでしょう。
そんな様々な不安があると思いますが、不安な方にお勧めなのが
ひびが入った卵は火を通して食べる
という事で、なんと卵に関しての食中毒は火を通せば99.9%起こりません。
なので、不安な方はひびが入った卵は火を通す料理に使いましょう。
また生卵で食べたいという方は
2日程度は平気とされていますが出来ればその日の内に食べる
ようにしてください。
ひびの入った日から翌日程度であれば安全ですが、3日以上は食中毒のリスクが飛躍的に高まります。
そして、最も間違われがちなのですが
ゆで卵にするのはリスクが高い
ということで、ゆで卵は熱を通した後に保存することが多いですよね?
あれは大きな間違いで、ゆで卵として火を通してしまうと
卵の中の悪い菌に対抗する酵素の動きが止まってしまう
ので卵の中には菌が繁殖し放題の状況になってしまいます。
ひびが入った卵については以下の3点に注意して下さい。
- ひびが入った卵は出来ればその日のうちに食べる。
- 日が経ってしまっているのであれば火を通して食べる。
- 決してゆで卵にはしない。
出来る限りその日のうちに食べてしまいましょう!
1年後の卵販売事件が起こった理由は?
卵についてですが、だいぶ前に警察が動いた事件がありました。
その事件というのは
1年前の卵を売っていた業者が摘発された
という事件で、当然ですが1年前の卵を販売していた業者は逮捕され業務が停止されました。
一般の人からするととんでもない事件ですよね?
だって、生ものとして食べることが多い卵を
どう考えても賞味期限が切れている1年後に販売している
なんていうのは、にわかには信じられない事件です。
1年も前の卵なんて誰でも気づくし危険だと思うと思います。
しかし、実のところ卵は
1年前の物でも条件さえ満たせば普通に食べることが出来る
という、意外なことに卵は非常に日持ちの良い食材なんです。
一般的ではないのですが、養鶏業者などの卵を販売するプロの認識は以下。
生で食べるであれば冷蔵庫などの整った保存環境であれば1年後も平気。
焼いて食べる場合であれば1年超えても余裕で普通に食べられる。
ということで、1年たった卵でも保存環境が整っていれば生でも大丈夫という事です。
一般的な卵に記載されている賞味期限は21日。
その為、賞味期限を数日程度超えた卵を生で食べも問題は有りません。
卵を販売している卵のプロが1年後も焼けば平気と言っているの不安な方は目玉焼きなどにして食べましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ひびが入ってしまった卵の賞味期限について紹介しました。
現代の卵の賞味期限というのは、サルモネラ菌という食中毒を引き起こす菌が繁殖しない、しても生で食べられる期限が記載されています。
その為、卵の賞味期限というのは出来る限り守りましょう。
また、卵にひびが入ったひびが入った卵は賞味期限を無視してひびが入った当日、もしくは翌日には食べるといいです。
出来る限り早く食べてしまいましょう。
どんな危険が潜んでいるのか分かりませんからね。
そして最も間違われがちなのが、ひびが入った卵をゆで卵にしてしまうこと。
これは紹介した通り酵素を倒した状態で保存することからも非常に危険なので絶対に辞めてくださいね!
ひびが入った卵は早く食べる!
この事を念頭に入れて出来る限り安全性を保って食べましょう!
コメントを残す