地球平面説の根拠と歴史は?地球が球体であるのはNASAの陰謀!?

地球は丸いということが常識ですが、地球を平面だと唱える説が存在している事をご存知ですか?

その名も、地球平面説というそのまんまの説です。

 

一見すると地球は丸くなく平面だ!という説はふざけています。

しかし、本気で地球は平面だと思っている方々が存在し、彼らは本気な平面説を唱えています。

意外に納得できてしまう地球平面説の理論などを解説していきます。

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常識的な地球とは?

地球平面説の前に、一般的なというか常識的な地球を解説していきます。

 

世間一般の社会常識として知られる地球は球体です。

地球は真ん丸であり、北極と南極が存在。

北極の中心である北極点と南極の中心である南極点を繋いだ軸を中心に地球は自転しているとされています。

 

地球の

自転は24時間に1回転する速度で回転。

その為に、太陽の光が当たる朝~夕方と太陽が当たらない夜が存在しています。

また質量の大きい恒星・太陽はほぼ不動で太陽系の中心を担っているとされています。

地球は太陽という恒星の重力に引っ張られており太陽の周りを1年間365日かけて回っているとされています。

 

地球が太陽の重力に引っ張られているように、地球上の生物などは地球の重力に引っ張られています。

地球が球体で回転しているにも拘らず、地球の回転においていかれ吹き飛んでいかない理由が重力です。

 

常識的な事をまとめておきます。

地球は球体であり、24時間で1回転し365日かかる速度で太陽の周りをグルグルと回っています。

地球上の生物に限らず、ほぼ全ての物体は地球の重力を受けるために地球の回転の影響を受けません。

 

分かり切っている常識的な事ですが、平面説はこれらの常識を覆る理論を展開しています。

地球平面説の歴史は?

現代の平面説の前に、地球平面説の歴史を解説しておきます。

 

平面説は実は古来から考える人がいた理論です。

古来のユダヤ人が記した聖書には、地球上の大陸が平面に並ぶ円盤として描かれています。

この他の書物からも円盤状の地図に大陸が描かれており、地球が平面だと考えられていたことが分かります。

 

またユダヤ人だけではなく

遠い海の彼方に居た中国人も同じような考えをしていました

中国では大地は平面であり、天は球体であるという理論が存在していました。

大地は平面、つまり地球は平面で宇宙は球体である?という考えをしていたようです。

 

世界各地でも地球は平面であるという理論が古来には根強くあったんです。

その理由としては、地球は陸から水平線を見ると、その名の通り『水平』に見えるためと言われています。

地に立ち、遠い大陸の果てを見ると水平線と呼ぶように水平に見えるために大地は平面だと考えていたと言われています。

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現代の地球平面説はどんな理論?

現代では特別な人は宇宙に行けたりしますし、一般的な人でも飛行機に乗れたり飛行機の航路等で地球は丸いというのが一般論です。

地球が丸いという理論は数多くありますし、学校等でも地球は球体だと習うので地球は丸いのが当然だと考えている方が大半です。

しかし、地球平面説を唱える人達はそれこそがアメリカの宇宙関連機関であるNASAの陰謀だと唱えています。

それでは、地球平面説の理論を解説していきますが、その前に。

平面説を唱える人たちは重力という概念を認めないという前提を理解してください。

地球に重力は存在していないことが前提になっており、平然と重力で解決することが無視されていますので真剣に考えないように。

 

まず最初に重力絡みを考慮していないのが前提の平面説の代表例から紹介していきます。

飛行機は直線に飛んでも宇宙に飛び出さない!

飛行機は直線で飛んでいるのに、宇宙に飛び出しません。

これは球体説では重力の働きで重力に引っ張られている為とされています。

 

しかし、平面説では

地球が平面だから直線に飛んでも高度を保てるんだ!

と平面だから一定の高度を保てると説を展開しています。

 

確かに飛行機の操縦桿を上下に動かさずに球体を飛べるのはおかしいですよね?

真っ直ぐ飛んでいるのであれば宇宙に飛び出すはずだ!

という意見もわからなくは有りません。

 

しかし、現実的に宇宙に行くのは大変である理由は地球の重力です。

平面説では無視されがちな重力がなければ

そもそも宇宙開発は飛行機が出来て間もなく着手されているはず

なのですが、平面説では宇宙開発をしないのがNASAの陰謀なので議論が噛み合わないません。

 

重力の有無で球体説と平面説はぶつかっています。

 

銃弾を真上に打つと真下に落ちてくる!

日本では銃は禁止されていますがアメリカなどでは使用のルールを守れば使用できます。

その為に平面説信者が行った実験であり平面である根拠としているのが

銃弾を真上に打った際に真下に落ちてくる

という面白い実験です。

 

本当に平面なのか?と思える話ではあります。

しかし、そもそも球体説にて地球は24時間で360℃、つまり1時間15℃しか動いていません。

銃弾が落ちてくる程度の時間で落ちる位置は、ほぼ影響を受けないので真下に落ちてきても当然です。

 

またこの世界には慣性の法則が存在しています。

車など速度を出せるモノに乗っていると乗っている人もその速度を受け継ぐ

という法則です。

 

極論を言えば地球という乗り物に乗っている人間も地球の速度を帯びています。

その為、地球に乗った人が銃弾を打っても

その銃弾も速度を帯びている

という事になります。

 

地球と同じ動きをするので銃弾を上に打っても近い場所に落ちてくるでしょう。

慣性の法則と重力を考えれば別段不思議な現状ではありません。

 

ヘリコプターやドローンを滞空させられる!

最後に一番面白いのがヘリコプターやドローンを

宙に滞空足せると一定の位置から動かない

理由です。

 

これは本当に地球が球体であれば

一定時間たつと同じ場所ではなくズレていくはずだ

という理論。

 

これは確かに疑問ですよね?

だって宙に浮いているドローンは滞空していれば地球が球体で回っているのであれば

ドローンは徐々に滞空している位置がズレていくはず

であるのは理論的には間違っていない気がします。

 

重力に引っ張られるといっても高さは変動しても位置は変動しないはずです。

これに関してはなぜそうなるのか本当に謎めいているのですが

ドローンを滞空させた時間が短い

というのが一番の理由の気もします。

 

今後の実験結果が楽しみな研究なのですが

なぜ浮いたドローンは一定の位置を保つのか?

というのは確かに地球が平面である理由と考えられそうです。

おそらく重力絡みの内容で終わってしまうんでしょけどね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

近年になり本格的に増えてきている地球平面説を解説しました。

 

現代では宇宙から撮った地球の画像が見れたりしますし、飛行機に乗ったことがある方も多いので地球は球体というのが常識です。

球体であるが故に日本からニューヨークなどアメリカ北東部に行く際に北極近くを通るわけですからね。

球体であるのは、ほぼ間違いないでしょう。

 

平面説の理論だと球体ではないので地球の何処かが途切れている事になってしまします。

現実的な話として、地球が平面の可能性はほぼないでしょう。

そもそも平面だとすると、平面であることを隠す理由がないような気も。

 

平面説を本気で唱えている人は多いですが、そんなに気になるなら船で世界一周してくれば?といわざるを得ないですよね。

平面であるのであれば、海続きを進む船では世界一周は出来ない理論になるのですから。

 

あまり真に受けたくない地球が平面だと唱える地球平面説の解説でした。

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