死のカタツムリ・アフリカマイマイが危険な理由と美味しい調理方法!

カタツムリの仲間であり、死のカタツムリの異名を持つカタツムリをご存知でしょうか?

人を死に至らせることすらある為についた異名『死のカタツムリ』。

本当に恐ろしい名前です。
(; ̄ー ̄川 アセアセ

 

この死のカタツムリの正体はアフリカマイマイ。

人間を最悪死なせてしまうカタツムリなのですが、実は食用として日本に送り込まれた動物でもあります。

 

人を死なせるのに食用?

意味わからないと思いますので、今回はアフリカマイマイの危険性と食べる方法について紹介していきます!

アフリカマイマイの生態

危険性の前にアフリカマイマイについて紹介していきます。

ここを知っておくと、日本に輸入した理由も分かると思いますのでね。

先に知っておいて欲しいです。

 

アフリカマイマイの生態で最も特徴的なのが、成長し終えたアフリカマイマイの大きさは殻径が8cm、殻高が20cmまで成長します。

非常に大きいのが分かると思いますが、これは世界最大級の大きさです。

 

そして、アフリカマイマイの特徴的な殻についてもう1つ特徴があります。

その特徴というのは、殻の色がアフリカマイマイの食べ物によって変化するということです。

アフリカマイマイは植物の葉っぱや茎、さらには果実や種子は勿論。

殻生成のカルシウム補給のために砂やコンクリートを捕食。

さらには、動物の死骸から自らの仲間を共食いまでするという本当に多様なエサを食べる雑食性です。

 

この雑食性ゆえに、アフリカマイマイ殻の色は本当に様々な色に変化します。

基本的には一般的なカタツムリと同じく茶色なんですが、捕食したエサにより色が変わります。

 

[char no=”8″ char=”楽しい”]アフリカマイマイが日本に輸入された理由というのは大きいからです!

1体の個体が大きく食用としては非常に使いやすかったからです。

ちなみにですが、殻の色が変わることが観賞にも向いているのでは?と考えていたという話もあります。

この辺はここから紹介する危険性を知って取りやめになったそうですが。[/char]

危険性は寄生虫

アフリカマイマイの生態を紹介したので、危険な理由を紹介します。

 

殻が様々な色に変わるという特性上、やはり観賞にも向いている動物ですよね。

マニアに限らず綺麗だなぁと思える色にも殻が変化するのがアフリカマイマイの特徴ですので観賞用としても考えられていました。

 

しかし、それが取りやめになった理由というのがアフリカマイマイに寄生する寄生虫です。

アフリカマイマイに限らず、カタツムリに寄生する可能性があるのが広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)という寄生虫。

この寄生虫は感染症を引き起こす可能性があり、人がアフリカマイマイの本体やカタツムリのヌメヌメしている移動後に触れると感染します。

その後、血管を通して脳や脊髄に侵入し最悪の場合死に至ります。

 

現代の医療でも確立した治療法はなく診断も非常に難しいです。

対処法がないので、広東住血線虫に寄生される=全身麻痺レベルと考えてください。

本当に非常に危険性の高い寄生虫なんです。

 

[char no=”7″ char=”つまらん”]死のカタツムリと呼ばれているアフリカマイマイですが、アフリカマイマイ自体が危険なわけではありません。

それに寄生しやすい広東住血線虫が危険という事です。

外見からは判断が付かないので、結果としてはアフリカマイマイが危険ということになります![/char]

調理方法

アフリカマイマイに触れると危険なので、ご自分で捕獲する際にはかなら厚手のゴム手袋を着用してください。

というか、できればご自分では捕獲しないでください。

最悪死にますので…
(;^_^A アセアセ・・・

 

調理方法についてですが、意外に簡単です。

1、日本酒で洗浄し下茹でしネトネトした粘液を取り除く。

2、竹串や爪楊枝で中身を取り出す。

3、内臓と足を切り取る。

4、残った部分を白ワインで粘りが消えるまで洗浄。

5、サザエと同じ要領で残りを食べる。

 

カタツムリはユーロ圏ではエスカルゴが普通に高級料理として食べられていることもありますが、それと同じく要領で食べること自体は出来ます。

馴染みの少ない日本で分かりやすく言うと、サザエなどの貝類と同じ食べ方です。

ドギツイ性能の寄生虫が寄生している可能性がありますので、それを取り除くための行程が面倒という点を除けばですけど。

 

[char no=”3″ char=”><”]食べたくなっても自分では調理せずに料理店に行きましょう。

最悪死ぬわけですから、お金を払ったほうが遥かに安全というかお金の使い時でしょう。

どう考えても自分でやる場合は死の可能性が付きまというので、リスクが高過ぎます。[/char]

まとめ

いかがでしょうか?

日本にも沖縄のみに棲息しているアフリカマイマイを紹介しました。

 

死のカタツムリという異名がありますが、アフリカマイマイ自体が悪いのではなく寄生虫が危険すぎるという事です。

さすがに脳や脊椎に侵入して麻痺させるというのはヤバすぎますよね。

対処法も確立されていないので、ヤバすぎる寄生虫です。

 

食べることもできますが、自分ではやらず専門の技術を持った人にやってもらう事をお勧めします。

死のリスクをおかしてまで自分で調理する必要はどこにもなりですから。

調理するのはやめてください。

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