鹿児島県の大島海峡にてアナゴの親戚にあたるチンアナゴの新種が発見されました!
発見された新種は近づくと巣穴に逃げ込むという特性を持っており、発見した16年1月から18年5月まで新種認定に年月がかかりました。
何かが近づくと巣穴に逃げ込むという特性故に大変だった新種のチンアナゴ。
どんな生物なのか?
チンアナゴの新種について紹介していきます。
チンアナゴの新種・ニゲミズチンアナゴ
発見されたチンアナゴの新種はニゲミズチンアナゴ。
先ほども紹介した通り、近づくだけで巣穴に逃げ込むという生態が逃げ水ようだということで名称がつけられました。
想像以上に高い逃げることに特化した生態を持っているので紹介していきます。
[char no=”6″ char=”唖然”]本当に驚きますよ。[/char]生態
ニゲミズチンアナゴは逃げ水になぞらえて名称が付けられたチンアナゴの新種です。
どの程度逃げる性能が高いのかが分かる話をしましょう。
近づいただけで逃げるという生態を持つのですが、その逃げ足は相当なモノであるのが分かるのがこちらの話。
発見したのが16年1月で捕獲できたのが16年の11月である!
生態を調べるプロ集団ですら、捕獲するのに10ヵ月もの月日が必要だったことからニゲミズチンアナゴの索敵能力の高さがうかがえると思います。
相当ですよね。
人間がその気になれば普通の生物に気が付かれずに罠を仕掛けるのは簡単なはずです。
ましてや、アナゴなどの巣がある生物を罠にかけるなんて造作もないことのはずなんですよ。
素人ならまだしもプロ集団が仕掛けた罠ですから、普通に考えれば1ヵ月もかからずに捕獲は出来る筈です。
しかし、ニゲミズチンアナゴを捕獲できたのは発見から10か月後。
いったいどのように罠を潜り抜けたのかは分かりませんが、ニゲミズチンアナゴの逃げる能力が非常に高いという事がわかると思います。
[char no=”8″ char=”楽しい”]今後発表されるニゲミズチンアナゴの索敵能力についての生態などが楽しみ過ぎますね♪[/char]
特徴
ニゲミズチンアナゴの特徴は大きく2つあります。
1つは世界で発見されているチンアナゴの種としては最も細いこと。
そして、もう1つが他種に比べると体長が2倍近くの70cmあること。
つまり、ニゲミズチンアナゴは他種よりも圧倒的に細長いチンアナゴであるというのが特徴と言えます。
生息地
生息地は日本の鹿児島にある大島海峡です。
厳密にはこの周辺に多数分布していると考えられていますが、大島海峡が主な生息地です。
[char no=”8″ char=”楽しい”]今後も様々な地域で見る狩る可能性がありますし、様々な地域で見つかるたびに生態域や亜種が見つかる可能性があるので心待ちにしてきましょう![/char]
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