日本の総合格闘技団体であるRIZIN。
近年では那須川天心選手などで徐々に知名度を上げ、格闘技ファンには高い人気を誇っている団体です!
外国人の試合などが地上波やネットで簡単に観られる現代。
徐々に小柄な日本人の試合を見なくなった人は多いと思います。
しかし、RIZINの試合は質が高く国内留まらず国外の格闘技ファンも視聴する団体へと成長しました!
日本が世界に誇る総合格闘技団体・RIZIN!
RIZINの歴史や試合のルールなど!
見る際にヨリの楽しめるようになる情報をお届けします!
RIZINの名称の由来
RIZINとは、先ほども紹介した通り日本の総合格闘技団体です。
この団体の名称であるRIZINというのは正式には
RIZIN FIGHTING FEDERATION(ライジン・ファイティング・フェデレーション)
の略称であり、RIZINという名称には、日本を意味するライジング・サンと雷神を掛け合わせたものでもあるそうです。
日本の総合格闘技団体であり、それを誇りにするという意味合いが込められているわけです。
創設者と元の団体
RIZINの元々の団体はPRIDEという団体です。
プライドという団体を知っている方も多いと思いますが、RIZINと同じく総合格闘技を専門にしていた団体です。
その団体の後継団体がRIZINということになります。
プライドの後継団体であるライジンは、プライドを主催していた代表である榊原信行氏により設立されました。
プライドの頃と大きく異なるのが
他団体とは競合しないフェデレーション
を理念としていることです。
団体名が変わっただけではなく、他団体と競合せず自分たちの道を行くことを決めた。
名称の違いよりも大きな違いがあり、ライジング・サンなど日本を意味する言葉を多く使っている事からもPRIDE以上に誇りがある団体であるのが分かると思います。
これまでの歴史
設立会見
2015年10月8日に六本木ミッドタウンで設立会見が行われ、12月29日と31日に大会を開催して、フジテレビ系列での地上波放送とスカパー!でのペイ・パー・ビュー放送を行うこと、PRIDEのエースだったエメリヤーエンコ・ヒョードル、桜庭和志ら参戦選手と高田延彦の統括本部長就任が発表された[4][5]。また、元検事の弁護士2名と元警視庁刑事部理事官がコンプライアンス担当に就任[6]、日本レスリング協会がRIZINに協力する意向を表明した[4]。
旗揚げ
2015年12月29日から31日までの3日間に「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」を開催。29日と31日両日にフジテレビ系列で地上波録画中継され、スカパー!ではペイ・パー・ビュー生中継された[4]。また、アメリカでも現地時間の12月31日の朝10時からSpikeにて全米に録画中継された[7]。オープニングにはPRIDEのテーマ曲、試合グローブもPRIDEを想起させる青いグローブが使われ、高田延彦の褌太鼓、佐藤大輔の製作による試合前の煽りVTR、立木文彦による煽りVTRのナレーション、レニー・ハートによる入場コール、テレビ中継の出演者が小池栄子・関根勤とPRIDE色が残る形でスタートした。29日と31日で「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」を開催し、キング・モーが優勝[8]。
2016年
無差別級トーナメントをはじめとした重量級の試合を主軸に据えながら、9月に組まれたRENA vs. 山本美憂 を契機として、RENAを中心に女子の試合が多く組まれるようになる。年末の大会では那須川天心が29日、31日と中1日の連戦をやり遂げ鮮烈なRIZINデビューを飾った。9月25日から12月31日まで「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016」を開催し、ミルコ・クロコップが優勝[9]。
2017年
UFCフライ級3位の実績を持っていた堀口恭司がUFCを離れ4月の大会からRIZINに参戦。7月からバンタム級トーナメントを開催し、元UFCファイターのイアン・マッコールやパンクラス王者の石渡伸太郎などが参戦、堀口が1回戦から決勝まで全試合KOか一本の完全決着による勝利で優勝を飾った。10月からはRIZIN初の女子トーナメントとなる女子スーパーアトム級トーナメントを開催し、RENAや浅倉カンナなどが参戦、決勝で浅倉がRENAから勝利して優勝を勝ち取った。
2018年
5月6日の福岡大会を皮切りに5大会開催される。8月には約2年4ヶ月ぶりに名古屋で開催され、9月からはキックのワールドGPの開催が予定されている。
15年の創設以来かなりのペースで試合を開催し続け、RENAなど女性格闘技家を中心に人気に火がつきました!
今後も那須川天心選手などの登場で人気が衰える可能性も低いですし、非常に今後の成長が楽しみな団体です!
2種類のルール
RIZINの最大の特徴が、対戦時のルールが複数あるという事です。
空手やボクシング、キックボクシングなど様々な格闘家が出場することもあり、それぞれの選手に合わせた条件での試合を組めるようになっているんです。
それ故に、様々な格闘技の異種格闘技がある程度のフェア性を保たれて行われる。
それがRIZINの人気の秘訣とも言えます!
MMAルール
メインとなっているのがMMAルール。
こちらはRIZINの元となったPRIDEのルールを受け継いでおりグラウンドポジションや相手への踏み付け、サッカーボールキックや4点ポジションでの膝蹴りが認められています。
格闘技にしては何でもありに近いルールであるという事です。
試合時間は1Rが10分、2R目が5分で行われる変則2R制を導入。
合計15分での試合が行われ、時間内に試合に決着がつかなかった場合にはジャッジによる勝利判定を行います。
ちなみにですが、女性の場合には時間に違いがあり5分3R制になっています。
トータル時間は変わりませんが、Rごとの休憩が出来るのでより激しい試合になることが多いです。
キックボクシングルール
キックボクシングルールは、基本的にキックボクシングのルールです。
肘での攻撃は認められず、首相撲状態からの攻撃は1回のみ認めれます。
視聴方法
RIZINの視聴方法は大きく3つありますので、紹介していきます。
一般的な視聴となる地上波はフジテレビが担当しています。
そして、有料番組としてはスカチャンで完全ノーカット放送が3240円で実施。
最後にインターネットではGYAO!が有料配信をしていますが、試合終了後は期間限定で無料放送されています。
どの放送でも見ることが出来ますが、ノーカットで見ることが出来るのはスカチャンのみ。
GYAO!などではある程度の編集があると言われていますので、完全なノーカットが観たい場合にはスカチャンへの加入が必要になります。
まとめ
日本では人気が下火になっている格闘技ですが、こういった団体のお陰で今後も一定の人気は保てそうで安心です。
人気がないわけではないのですが、やはり海外の重量級の試合の方が見ごたえがありますしド派手ですからね。
小柄の人たちの戦いよりも圧倒的な印象を受ける試合の方が観たいという気持ちが大きいので、人気が爆発的になることはないでしょう。
今後のRIZINの活躍には期待していますが、それでも海外の魅力には勝てそうにない。
本当にそう思っている今日この頃です。
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