カープ女子など近年では幅広い層に人気が復活し始めている野球。
プロ野球や高校生にとって夢の舞台・甲子園の観戦に行ったことがあるでしょうか?
観戦の際には、当然ながら観やすい席を購入すればいいのですが、実はモラルというか野球のチケットや応援席には暗黙のルールがあります。
トラブルにもなりかねないことなので、野球のチケットを購入する際のマナーやモラルなどを解説していきます。
[cc id=55 title=”目次”]プロ野球のチケットの種類とは?
プロ野球のチケットには複数の種類があります。
とんでもなく大量にチケットの種類があるのですが、大まかには2種類のチケットがあるので解説します。
まず最初に有名なのがランク別の指定席。
指定席なので、当然ながら映画館のように座る席ごとのチケットが存在しています。
指定席は値段が張りますが、非常に観やすく応援もしやすい席になっているのが特徴といえます。
この席は、応援したいという人達よりも、ゆったりと落ち着いて観戦したい人達に人気の席です。
そして、もう一つの種類のチケットというのが大まかな位置が定められているチケット。
このチケットには3塁側や1塁側という選手達の裏手や、ホームランボールが来るかもしれない外野などなど。
一定の範囲内が設定されており、その指定範囲内の席であればどれでも座って良いというチケット。
指定席に比べると自由性が高く、主に応援したい方たちに人気なチケット。
テレビなどで応援団という風に一定の範囲にチームを応援したい方々が集まっているのを見たことがあると思います。
あれはこのタイプのチケットを購入した人たちが、敢えて近くの席に陣取り集団として声援を選手たちに伝えているわけです。
つまり、応援したいのであれば範囲が大まかに指定されているチケットがお勧め。
逆に落ち着いて観戦したいのであれば範囲が指定されているチケットを購入しましょう。
ファンが集まるのは1塁側と3塁側のどっち?
プロ野球に限らず応援したいチームがある場合に気を付けてほしいのが、応援する席の位置です。
先ほど解説したチケットの種類で言う位置ではなく、プロ野球の暗黙のルールといいますか野球の応援ルールに関するものです。
トラブルの原因にもなりかねないことなので、これはしっかりと頭に入れて応援に行ってください!
ルールというのは、1塁側と3塁側のどっちが自分の応援したいチームのファンが集まるべき場所か?という事です。
実は野球では応援したいチームがある場合は、応援するべき方向で応援しなければなりません。
これを知らないと相手のチームのファンが多い中で、1人孤立して逆のチームを応援するハメに…
さらには、相手方のチームのファンからめっちゃ嫌な顔をされたりと、野球観戦を一切楽しめなくなるので注意してください。
この1塁側と3塁側に陣取るルールがどのように決まっているかを解説します。
振り分けは非常に簡単で、どっちのチームのホームグラウンドなのか?というルールで決まります。
基本的に1塁側にホームグラウンドのチームの応援団。
3塁側に敵地・アウェイで戦うチームの応援団が陣取るのがルールです。
これはなぜかと言いますと、ホームチームの選手たちが1塁側のベンチに控えている為です。
当然のことですが、応援したいチームの選手たちに少しでも近くで応援したいです。
彼らの背中を押すように声援を浴びせたいので、1塁側と3塁側でそれぞれのチーム側で応援します。
また敵対するチーム同士のファンを出来るだけ近づけさせない為の割り振りとも言われています。
当然ですが自分の応援しているチームがホームランを打たれたりエラーをした際に隣で盛り上がられたくないはず。
これが応援チームが大敗ともなれば我慢が出来ない人も出てきます。
ファン同士の衝突という考えられる危険を排除しつつ、心置きなくチームを応援するために1塁側と3塁側に分かれているわけです。
なので、間違っても反対側で応援してしまうなんてことはしないようにしましょう。
また、間違って反対側を購入してしまった場合は、係の人に言えば大抵反対側に入れてもらえますので、声をかけてみましょう。
甲子園でのルールは?
野球の応援に行く際に席の座席をホームチームかどうかで、しっかりと決めるという事を解説しました。
しかし、夏に繰り広げられる熱い高校生たちの戦いである甲子園ではどうすればいいのでしょうか?
当然ですが、甲子園がホームグラウンドの高校チームはありませんから、悩んでしまうと思います。
その結果、高校がベンチに入ったのを確認してからという方法でもいいのですが、実はとても簡単に1塁側/3塁側を判別する方法があるので解説していきます。
簡単な方法とはズバリ抽選の結果を見る事です。
この際に1塁側/3塁側という表記は有りませんが、先に名前を書かれているチームが1塁側になります。
トーナメント表など確認する方法となりますと、対戦カードの左側のチームが1塁側。
右側のチームが3塁側のベンチという事になります。
このように簡単、出場高校のベンチサイドを判別することが出来ます。
当然ながら甲子園に出場した高校生たちは全力ですし、同じ高校に通う生徒たちも応援に駆けつけています。
高校生の試合だからといって軽い気持ちで反対サイドで応援するのは辞めましょう。
トラブルになりかねません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
プロ野球に限らず、野球の応援や観戦に行く際の座席位置のルールを解説しました。
間違って応援したいチームの相手側チームの応援サイドに座ってしまうとせっかくの野球観戦が楽しめずに終わってしまいます。
そうならない為にも、しっかりとチームがどっち側のベンチかを確認しチケットを取りましょう。
自分だけの為ではなく、応援しているチームこそ違えど同じ野球ファンの人たちの為にも注意を払いましょう。
プロ野球に限らず野球全てに当てはまるルールなので、是非覚えておいてください。
きっと役に立つ日が来ると思います。
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