木の枝や葉っぱの枝に擬態するナナフシ。
世界には2500種類を超えるナナフシが確認されていたり、世界的に見ても意外に人気の高いペットがナナフシです。
今回はナナフシの生態や生息地。
好みのエサや幼虫。
ナナフシの飼い方について紹介していきます。
ナナフシの生息地・生態
ナナフシが生息しているのは日本では沖縄~本州全域です。
寒い地域に行くほど個体数が減っていき、北海道に近づくほどに見かけるのが難しくなるという特徴があります。
成虫が活動する時期は毎年7月~10月末。
温かい気候の時期に活動し、寒い時期は卵や幼虫で過ごしています。
また世界には2500種類を超えるナナフシの種族が存在しますが、熱帯地方に多く点在。
日本の分布でも北海道など寒い地域には存在していないことからも、ナナフシという無視は元々寒い場所を嫌い暖かい場所を好む習性があるとされています。
また如何なる地域でもエサは葉っぱです。
世界的に見ると様々な葉っぱを食べていますが、日本では食べているの代表的な葉っぱは以下5品種。
- 桜
- ケヤキ
- エノキ
- コナラ
- バラ
これらの葉っぱを顎で小さく削りとり食べています。
また面白いことに、新鮮な葉っぱを好む性質もあります。
枯れ落ちた葉っぱも食べるのですが、新鮮な葉っぱを率先して食べるという研究結果があるんです。
[char no=”9″ char=”ゲスガオ”]新しい方が美味しいってことなのでしょうかね?
葉っぱを食べっる際には、ナナフシを見習って新鮮な葉っぱを食べてみてはいかがでしょうか?[/char]
幼虫や子供
ナナフシの幼虫や子供を見たことがある人は少ないと思いますので、さっそくナナフシの子供を紹介します。
水滴と同じ程度の大きさしかない非常にちっこいのがナナフシの子供であり幼虫です。
小さい頃から成虫になるまでは葉っぱを食べて成長していきますが、擬態があまりうまくないという性質上捕食されやすいです。
野生では注意深く探しても見つけることは至難の業ですが、7月頃に公園の植木周辺などを探してみると意外に見つけることは出来ると思います。
非常に小さく見つけられるかは運次第ですが、見てみたいという方は根気よく探してみることをお勧めします。
飼い方
ナナフシの飼い方について紹介します。
飼うナナフシですが、これは7月~10月の期間中に森などで注意深く探せば見つけること自体は簡単だと思います。
無理に野生で捕まえずともペットショップなどで500円くらいでも売っていますので、面倒に感じるのでれば購入もおすすめです。
そして、ナナフシの飼い方ですがこれは簡単です。
先ほども紹介した通りナナフシは葉っぱを食べますので、虫かごに葉っぱを入れておけばOK。
新鮮な葉っぱを好む傾向があるので、出来れば枝付きの葉っぱを花瓶のようなモノにいけて水を与えておくといいでしょう。
こうすることで新鮮で鮮度の高い葉っぱをナナフシちゃんに与えることが出来るので喜んでも偉ると思います。
また葉っぱには定期的に霧吹きで水をかけることをお勧めします。
[char no=”1″ char=”普通”]鮮度が高いのは勿論ですが、ナナフシは水が掛かっている葉っぱの方が好むという性質も確認されている為です。[/char]エサは個体ごとの好み
ナナフシの飼い方について紹介しましたので、最後にエサの選び方について紹介します。
先ほども紹介した通り、ナナフシは様々な葉っぱを食べてくれます。
しかし、不思議な事にナナフシの個体ごとに葉っぱの好みがわかれるんです。
桜が好きだったり、バラがすきだったり。
個体ごとに好みがわかれるという面白い習性があるんです。
では、どうやって飼っているナナフシの好みを探ればいいのか?
飼っているナナフシの好みを探る方法は簡単です。
まずはサクラやバラなど、集められる葉っぱを出来る限り新鮮な状態で集めてください。
そして、集めた葉っぱをナナフシの前に総べて置いたら準備は完了。
ナナフシが進んで食べた葉っぱがそのナナフシの好みの葉っぱという事になります。
[char no=”8″ char=”楽しい”]簡単な方法でナナフシを喜ばせることが出来るので、ナナフシを飼う方は是非やってみてくださいね♪[/char]
まとめ
いかがでしょうか?
ナナフシについて紹介しました。
世界的にも分布が広くその分人気も高い虫ですし飼いたいと思う方は是非葉っぱの好みなどを探ってみてくださいね。
ナナフシちゃんが喜んで葉っぱを食べてくれるようになると思います。
[char no=”2″ char=”気味悪い”]私はナナフシって嫌いですけどね。
普通に不気味だし。
バッタとナナフシは2大嫌いな虫なんですわ。
ここまで言わなかったけど最後に言っておきマシ…た![/char]
ちなみにですが、近年分かったナナフシの不思議な生態があります。
天敵である鳥類に捕食されても卵は鳥類のなかで消化されず糞として排出された後に孵化できるそうです。
詳しくはこちら!
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