お米の種類で耳にすることが多いのは
もち米とうるち米
という2つの種類のお米ではないでしょうか?
お正月の季節に登場するお餅を作れるのがもち米なのかと思いきや、健康的にはもち米を食べると言いなど耳にしたり。
もち米もそのまま食べることが出来るどころか、推奨されていたりするんです。
いったいもち米とは何なのか?
そして、もち米と比較されることが多いうるち米とは何なのか?
知っている様で知らない、お米の種類について紹介します!
[cc id=55 title=”目次”]
もち米とは?
もち米と聞いて一般的に想像するのはなんでしょうか?
それは大抵の場合
もち米という名称からお餅
を想像すると思います。
この事からも分かる通りお正月に登場するお餅などを作る原料は基本的にはもち米です。
そんなもち米の定義は何なのか?
それは作物の定義としては
アミロースを全くもしくはほとんど含まない作物の種類
の事をもち米と定義しています。
分かりやすくざっくりと言いますと、もち米というのは
含まれているでんぷんがアミロペクチン
のみであるというお米の事です。
良く分からない人も多いと思いますが
その名称の通り、基本的にはお餅を作る際に使うお米
であることを頭に入れておいてください。
理解するにはうるち米を理解し、相対的に考えれば大まかには分かると思います。
なので、うるち米の説明に行きます。
うるち米とは?
先程紹介した通りもち米はアミロペクチンという成分のみのでんぷんを含んでいるお米です。
それに対して、こちらのうるち米は
普段食べているごはんに使うお米でありアミロースを含んでいる
というのが特徴になります。
アミロペクチンとアミロース…
正直なところ意味が分からないと思いますが、この2つの成分の含有量によって引き起こされる違いというのが
お米のモチモチ感
という食感です。
もち米に含まれているアミロペクチンの食感は
お餅のように強い粘りけ
というのが最大の特徴であるのが分かると思います。
しかし、普段食べているご飯は粘りの気の強いお餅の食感と異なり適度な粘り気ですよね?
その理由というのが
アミロースという成分
でありこの成分が含まれることによって、もち米特有の粘りが
モチモチ食感に代わる
という事が証明されています。
もち米とうるち米の違いは?
もち米とうるち米を紹介したので、2つの違いをまとめます。
まず最初に一般的に使用する状況から紹介します。
もち米というのは、お餅を作る際に使うアミロペクチン100%の粘り気の強いお米。
うるち米というのは、現代のごはんの際に使うアミロースを含んでいるモチモチ食感のお米。
このような違いが2つのお米の大きな違いです。
現代で一般的に食べているお米。
例えばコシヒカリなどのブランドお米も、基本的にすべてうるち米に分類されます。
ここまでの話でなんとなく理解できていると思いますが
モチモチ食感を生みだし美味しくする為に品種改良
したのがうるち米という事になります。
つまりです。
もち米なのか?うるち米なのか?
悩んだ時には大抵の場合はうるち米であるという事です。
これは現代でもち米を使うのはお餅を作る時くらいだからです。
白米とは?
もち米とうるち米の違いを紹介しました。
ついでなので、耳にする機会の多い白米の違いも紹介しておきます。
そもそもお米とはどのように出来るでしょうか?
答えは稲穂になって畑にできます。
これを収穫するわけですが、収穫した後には
もみ殻を取り除いた玄米
と呼ばれる茶色いお米の状態です。
玄米は体にいいなどの理由で現代では見たことがある人は多いと思うのですが
玄米の外側を削っていくと白米
になります。
つまり、白米とはなんなのか?
この答えは
精米して美味しく削られたお米
であり、もち米とうるち米のように種類を指しているわけではありません。
もち米でもうるち米でも精米して白くすれば白米になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もち米とうるち米の違い。
そして、白米とは何かを紹介しました。
もち米とうるち米はお米が含んでいる成分で種類がわけられていて一般的に食べているのはうるち米です。
もち米はその名称の通り、お餅を作る際に使う粘り気の強いお米の事です。
ご飯に使われているのは基本的にうるち米と覚えておくといいでしょう。
白米に関しては精米して白いお米の事を指しているので、もち米でもうるち米でも白くなっていれば白米という事になります。
もち米とうるち米は種類。
白米は色ということを覚えておきましょう!
コメントを残す