最近話題になっているのが、ちびっこ相撲の女子禁止という女性差別的な問題です。
女の子だからという理由で、大会の参加権すら得られないという事態が話題になっています。
実際のところ、この問題が起こった理由は何なのか?
色々といわれており貴乃花親方が悪いなども言われていますけどね。
本当のところ貴乃花親方は殆ど関係ないどころか、巡業部長だった貴乃花親方の後任者の責任だそうです。
色々と気になったところがありましたのでちびっこ相撲の女子禁制について紹介してきます。
[cc id=”55″ title=”目次”]
子供相撲に女子禁止
子供の相撲大会に女子が参加禁止になっている理由。
それはニュース番組などでも報道された通り『相撲は元々女人禁制』という伝統があるからというのが本当のところです。
『女の子の顔に傷が残ってはいけない』などと色々と理由をつけていますが本当は伝統を守る為に女性禁止にしています。
これは少し前に土俵上で倒れた人に救命処置を行う際に『土俵に乗った女性に対し降りろのアナウンス』があった事件からも分かると思います。
伝統を重んじるあまり、相撲業界は神事の一面も持つ相撲の土俵に女性を登らせたくないという本音があります。
『子供相撲だろうと相撲は相撲。』
どうであれば神聖な土俵を汚す事は許すべきではない。
そのような考えから、ちびっこ相撲に女子の参加を認めなくなったのは間違いないと思います。
伝統は大事にするべきだから仕方ない。
そう擁護する方も多いのですが『そもそも相撲業界は伝統を平然と捨てている』という事実もあります。
その為、知れば知るほどに女人禁制を排除するべきだという答えに至ってしまう話があるのでそれを紹介します!
伝統は受け継ぐべき?
伝統は大切だ!
そういう方は多いのですが、そもそもの話として相撲業界は非常に重要であり相撲が神事と呼ばれる伝統を破棄している歴史があります。
破棄した伝統というのが、現代では観ることのない土俵の周り4本柱を撤廃したことです。
観て分かる通り、土俵の周りには4本の柱が見えると思います。
この柱は神様を祀っている柱だったのですが、現代ではありませんよね?
昔はあった土俵の周りにある神様を祀る4本柱。
それを撤廃した理由というのがあろうことか『客席から観にくいから』という悲しすぎる理由なんです。
観やすさという理由で伝統を平然と放棄してしまったわけですね。
そんな過去があるにもかかわらず、現代でも女人禁制は続行。
見えやすさを優先するために平然と伝統を放棄するような業界が何を思って女人禁制を謳うのか?
知れば知るほど理不尽ですし、どう考えても単純に女性差別でしかないと思わざるを得ません。
今後どうなるのか?
気になるところですが少なくとも『納得できる理由を上げて欲しい』というのが本音です。
女の子の顔に傷が残ったら~という理由ではなく『女性相手に手を上げるのが力士として、力士見習いとしても女性に手を上げるのは恥』などもう少しそれっぽい話にしてくれれば伝統感はあるんですけどね。
対応に期待です。
貴乃花親方が原因?
少し前に巡業部長として相撲協会と盛大に揉めた貴乃花親方。
フジテレビの番組内にて今回の女人禁制は貴乃花親方が指示したという発言があり話題を呼びました。
しかし、どうやらまたも捏造だったようです。
そもそもの話として『貴乃花親方は既に理事会にすら参加できておらず巡業部長の地位も失って』います。
その為、今回の事件に貴乃花親方は無関係という事は少し考えれば分かる事です。
にも関わらず平然と誤情報を報道したフジテレビ。
経営者たちの血にはあらがえないって言うのが良く分かる姿ではあると感じています。
嘘をつくのが得意なのは分かりましたが、そろそろ反省しないとフジテレビという局が潰れてしまうのでもう少し頑張ってほしいです。
低迷したテレビ局のニュース番組は一切あてにならない。
視聴率の為に捏造なんて当たり前という事態まで落ちぶれては終わりだなって感じました。
最後に一言
女人禁制の伝統を守るならもう少しまともな理由か、堂々と伝統を守りたいといって欲しいです。
無駄な言い訳重ねられて、その嘘が露呈するとまた相撲業界の格式が下がってしまうので堂々と毅然とした態度で臨んで欲しいと思います。
国技なんですからね!
威厳を見せて欲しいです。
コメントを残す