世界三大奇虫とは?奇虫と呼ばれる理由と生態系について紹介!

三大美味など世界には三大○○などが多く存在していますが、虫の世界に存在している三大奇虫をご存知でしょうか?

 

三大奇虫とはその名の通り、奇妙な虫たちであり世界で最も奇妙な生態を持っているとされる虫たちです。

不気味な見た目もありますが、なんと言っても奇妙な生態が特徴的な三大奇虫。

意外に知られていない三大奇虫の正体と生態について紹介していきます。

カニムシモドキ(ウデムシ)

最初に紹介するのが、カニムシモドキです。

一般的にはウデムシという名称で呼ばれていることが多い虫です。

名称の通り、昆虫を捕食する植物ような形状の腕のような部位が特徴的な生物です。

 

一見するとカニとはいかなくとも、どことなくサソリの仲間に見えますよね?

しかし、このウデムシは驚くことに科学的にはクモの仲間なんです!

硬そうな甲羅を持っていたりと、全体的にクモには見えないと思いますが、科学的にはクモの仲間です。

 

アフリカや東南アジアなどの温かい地域に生息しており、日本では生存が確認されていません。

ただし、飼育すること自体は可能で奇虫などニッチな動物を扱っているお店では5000円前後で販売されています。

飼育条件は気候を20度前後に保つ必要があるなど、少々難しいですが興味がある人は探してみてください。

意外に取り扱っている店舗は多いですし、頼めば取り寄せてくれる店舗も多かったりしますよ!

 

[char no=”7″ char=”つまらん”]奇妙な姿形をしており意外な生態と持っているのが三大奇虫のなかで最も普通と思える奇虫です。

ぶっちゃけ、奇虫と呼ばれるほど奇虫っぽくない奇虫ですからね(笑)[/char]

ビネガロン(サソリモドキ)

次に紹介する奇虫がこちら。

一般的にサソリモドキと呼ばれているビネガロンです。

これまた奇妙な姿をしており、カニのような爪とサソリのような尻尾を持っているのが特徴的な昆虫です。

 

このサソリモドキの正体は、先ほど紹介したカニムシモドキと同じくクモの仲間です。

一切と言って良いほどにクモの形状をとどめておらず甲殻類の仲間に見えますが、正真正銘クモの仲間です。

 

このサソリモドキが奇虫と呼ばれている理由はその生態系にあります。

尾から酢酸混合物と呼ばれる酸性の物質を噴射するという生態が理由です。

非常に強力な酸であり人間の皮膚に触れた場合には火傷のような症状が出来てしまうほどの威力です。

 

ちなみにですが、この奇虫は沖縄など日本の南方面での生息が確認されています。

九州でも確認情報があるので、今後の気候変動しだいでは本土でも見かけられるかもしれません!

まぁ奇虫を見ることが嬉しいことなのかと言われると微妙なラインですが…(笑)
(; ̄ー ̄川 アセアセ

 

[char no=”3″ char=”><”]見た目しかり生態しかり。

世界の三大奇虫と呼ぶに相応しい奇妙奇天烈ぶりを誇っているのがサソリモドキなんです![/char]

ヒヨムケシ(キャラメルスパイダー)

三大奇虫最後の1匹はヒヨケムシことキャラメルスパイダーです。

見ての通り足が10本ありますがクモの仲間であり、その最たる特徴は大きすぎる顎でしょう。

 

クモなのに足が10本あるだけでも奇妙な虫なのですが、キャラメルスパイダーが奇虫と呼ばれる理由は生態系です。

クモの仲間でありながらキャラメルスパイダーは呼吸器官を有していること

さらに獲物を捕獲する方法が、自ら噛みつき出血多量で衰弱するのを待つという惨たらしい捕食方法であることです。

 

クモでありながら足が10本あったり、出血多量で弱るのを待ったり。

全体的に奇虫としか呼びようがないのがキャラメルスパイダー。

まとめ

世界の三大奇虫を紹介しました。

三大奇虫と呼ばれるだけあってどいつもこいつも奇妙な虫ですが、皆愛らしい一面もある…はずですので愛してあげてください(笑)

 

私は飼いたいとは思いませんし観たいとも思いませんけどね(笑)

愛したい人が愛せばOK

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