キセル乗車の由来と意味は?現代のやり方と問われる刑事罰はなに?

キセル乗車の由来と意味は?現代のやり方と問われる刑事罰はなに?

キセル乗車という言葉を耳にしたことがあると思います。

いったいこの言葉が意味している状況はどういった状況で、なぜキセル乗車という名称になっているのか?

 

現代でも横行しているキセル乗車。

違法行為であり刑事罰にも問われかねないキセル乗車の語源と由来。

そして、過去のやり口と現代のやり方についても紹介していきます。

[cc id=55 title=”目次”]

キセル乗車の由来と意味は?

キセル乗車と呼ばれている行為の由来は単純です。

江戸時代などにあった

キセル

と呼ばれる実質的に江戸時代のタバコを吸う為の煙管からキセル乗車という名称になりました。

 

キセルを見て頂くと分かると思いますが

吸い口と煙が出る部分だけが金属

で作られていますよね?

 

これが一般的にキセル乗車と呼ばれる由来です。

と言いますのも、キセル乗車という行為が行っているのは

乗る駅と降りる駅分の賃金しか払わない

行為であり、乗っていた本来の金額よりも圧倒的に少ない金銭で電車を利用する行為です。

 

例えばですが、本来であれば10駅分の料金が必要です。

しかし、キセル乗車の場合ですと

乗る料金だけ+降りる駅の定期券

で、初乗り料金のみで10駅分電車に乗ってしまえます。

 

こうした、本来の料金を払わずに電車のシステムを悪用した乗り方。

乗り口と降り口の料金しか払わないので、キセルという

吸い口と煙の出る部分のみが金属でできている

煙管に例えてキセル乗車という名称になっています。

 

過去に横行したキセル乗車のやり口は?

キセル乗車という名称からもなんとなく想像がつく通り、このキセル乗車は大昔から横行している行為です。

 

昔の頃はICカード等が存在していません。

その為、どの駅からその人が電車に乗っているのかが分かりませんでした。

 

乗車駅では券を買って、降車駅では定期券を提示する。

乗り口と降り口では、駅を降りられる行為を行っているので駅員としてはそのまま通すしかありません。

このように

昔は乗車駅をしる術がなかった

為に、簡単にキセル乗車が出来てしまう環境でした。

 

こうした、キセル乗車を簡単に出来てしまう環境から

どうせバレないだろうと大量に横行

してしまった行為です。

 

このキセル乗車が横行している事に気が付いた電車会社は

車内検札

という、ドラマなどで電車の運転手が車内を切符を確認しながら回る行為を実施。

 

現代でも田舎の方のICカード化が進んでいない地方では車内検札が行われている地域が多くあります。

それほどまでに、キセル乗車は横行しており

電車会社としての損失は大きく深刻な問題

として、電車会社は必死に対応していたという事になります。

現代のキセル乗車のやり方は?

昔はICカードが無かったことからも、簡単にキセル乗車は出来ました。

しかし、現代のICカードには乗車駅と降車駅のデータが記録されています。

 

その為、昔のように

乗車駅だけ買って降車駅では定期券を提示する

という方法ではすぐにキセル乗車はバレます。

乗車駅と降車駅が記載されているので当然ですよね。

 

そんなキセル乗車ですが現代でも新しい方法で横行しています。

横行というほど、多くの人がやってはいあないのですが

電車好きや電車マニア

の間では、現代でも広く行われているそうです。

 

現代のキセル乗車で最も多いやり口が

切符を無くした

と、降車駅の窓口に告げて降りる方法です。

 

この方法では

どこからどこまでの切符を買ったと嘘をつき

本当は1駅分しか買ってないのに、降りる駅までの切符を購入したと嘘を付き下車します。

 

こうすることで、本来の駅分の料金を支払うことなく目的地に安く行けます。

乗る分しか払っていないキセル乗車と言う事になります。

 

もう1つのやり口が折り返し乗車。

こちらの方法は、名称からもなんとなくイメージが付くと思いますが

1駅分の切符を購入してどこにも下りずに戻ってくる

という行為です。

 

この方法に何の問題があるの?と思う方も多いと思います。

しかし、基本的に電車は

電車が走っている際の駅分の料金を支払う

というのが、電車の乗車賃です。

 

なので、数駅分を乗っているのに

1駅分しか払っていない

というのは大問題と言うことになります。

 

よく撮り鉄…

電車を写真に写すことが好きな人が多くいますよね?

ああいう方が、乗った駅分の料金のみを支払い目的の電車が走っている場所まで電車で行く。

その後、電車を撮るだけ撮って帰ってくる。

これも鉄道会社としては厳しく取り締まっているキセル乗車の1つです。

 

乗った分の料金を払わない行為。

どんな形であれ、これがキセル乗車という鉄道会社が厳しく取り締まっている行為です。

 

問われる刑事罰・罰則金はいくら?

キセル乗車の多くは鉄道会社の注意で終わる事が多いです。

しかし、酷いやり口。

特に悪質性が高く常習犯と観られた場合には厳しい処罰が待っています。

 

刑事罰に問われずに旅客営業規則に乗っ取った場合

3倍の料金

という、キセル乗車しなかった場合の金額以上を請求される場合があります。

ちなみにですが、定期券を使用した場合は毎日不正をしたとみなされ

定期券の日数分×3倍

の料金が請求され100万円を超える場合もあります。

 

そして、鉄道会社が警察に告訴した場合は

業務妨害、もしくは鉄道営業法違反

という明確な刑事罰に問われることになります。

 

高くても数千円程度のキセル乗車料金。

キセル乗車は犯罪であり、鉄道会社に大きな被害を負わせています。

警察のお和世話になるのも、鉄道会社に迷惑をかけるのも嫌であればしっかりと料金を支払いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ニュースなどで耳にする機会の多いキセル乗車について紹介しました。

 

江戸時代などの時代劇に登場する煙管・キセルの吸い口と煙が出る部分だけが金属で出来ていることから名付けられました。

乗車駅と降車駅の分しか料金を払っていないので、見事な名称だと思います(笑)

 

そんなキセル乗車の取り締まりは年々強化しています。

その為、昔のような古風な乗車駅では切符を購入し降車駅では定期券を出すというやり方は現代ではできません。

切符を無くしたというやり口が最も多く横行しているそうです。

人の善意を悪用しているので、その内バチが当たりそうですけどね。

 

時代が進歩してもなかなか終わらないキセル乗車。

犯罪であるという事をもっと大々的に伝える必要があるかもしれません。

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