鏡開きのお餅をぜんざいにする理由は?神仏にまつわる理由があった!

鏡開きのお餅をぜんざいにする理由は?神仏にまつわる理由があった!

お正月に食べる定番の食べ物がぜんざい。

年末にかけ飾っていた鏡餅を割り、そのお餅を残材にするという食べ方が一般的です。

 

そんなぜんざいですが、なぜ鏡餅をぜんざいにするのでしょうか?

当然のようにしていた事ですが、ふと気になる方も多いと思います。

 

そもそも鏡餅とは何なのか?

ぜんざいを正月に食べる理由は何なのか?

鏡餅をぜんざいにする理由などを紹介していきます!
[cc id=55 title=”目次”]

鏡餅の意味と由来は?

鏡餅とはなんなのか?から紹介していきます!

 

鏡餅とは日本の伝統的なお餅で、お正月の飾りの1つです。

あまり意識していない方も多いと思いますが

鏡餅は神仏にお供えしているお餅

であり穀物をつかさどる神様にお供えしているお餅です。

 

名称の由来は、元々はその名称の通り

鏡に似た形状をしている為

であり、古来に神事などの際に使われていた青銅製で丸型の鏡に似ていた為に鏡餅と名付けられました。

 

歴史は古く平安時代には既に存在していたという説があります。

源氏物語にも鏡餅は登場していることが明らかになっており

武家では具足の前に鏡餅を備えそれを具足餅

という風に呼んでいたそうです。

 

また旧暦から新暦に代わってからは

12月28日~29日、30日までお供えされるお餅

としても31日に飾るのは悪いとして有名ですが、これは31日が旧暦に存在しないためです。

旧暦に無い31日に飾っている場合は『誠意に欠ける』という考えがされるので縁起的にもよくありません。

 

鏡餅とは神仏へのお供え物であり三種の祭具の1つに似せたお餅です。

そして、旧歴に存在していない31日にお供えしているのは縁起が悪いお餅でもあります。

 

鏡を持ちを割る時の注意点

鏡餅を割る際には注意点があります。

知っている方も多いと思うのですが決して

包丁で切ると縁起は最悪

なので、出来る限り包丁以外の物を使ってください。

 

これは鏡餅が神仏へのお供えもという事もあり

包丁で切ると切腹

を意識したものになってしまう為です。

 

現代では切腹は有りませんが、日本では切腹は伝統的に受け継がれてきました。

その為に、現代でもお餅を包丁で切るのは縁起が悪いとされています、

 

その為、出来る限りハンマーなどで叩き割る。

現代的な方法では、冷水に付けて置いておくなど。

このように包丁で切る以外の方法で食べやすい大きさにしましょう。

 

縁起という意味合いで包丁で切るのは最悪なので絶対に辞めてください。

鏡餅をぜんざいにする理由は?

鏡餅をお正月にぜんざいにするのには当然ですが理由がありますがその前にぜんざいとは何なのか?を紹介します。

ぜんざいを知ることで鏡餅をぜんざいにする理由が分かるからです。

 

ぜんざいの説は大きく2つあります。

1つの説は

元々漢字で善哉(ぜんざい)

という風に書き表すのですが、これは仏教の用語です。

弟子などを褒める際の言葉であり、素晴らしいという意味をの言葉を漢訳した言葉でもあります。

 

また出雲地方で行われていた

神在餅(じんざい)

という呼ばれていたお餅が地方を跨いだ際にぜんざいという風に間違って伝わったのではないか?という説もあります。

 

どちらにしても

神様や仏教に関わるとされる物からぜんざいという名称が付けられている

のは間違いがなく、昔から神仏に関わる神聖なモノの名称を付けられた食材でありと神聖な食べ物だと考えらえていました。

 

そういった経緯があるために

ぜんざいに使うお餅は神仏にお供えする鏡餅

という三種の神具に形を似せている鏡餅が相応しい。

このような考えが元となり、鏡餅はぜんざいにするというのが一般的になったと言われています。

 

これは日本で根付いた話という事もあり、長い間琉球として他の国だった沖縄ではぜんざいは全く別の食べ物として登場します。

名称は同じでありながら沖縄では

砂糖で煮た金時豆にかき氷をかける

というかき氷の一種として登場します。

語源の由来は仏教や出雲地方と言われていますが、その真相は分かっておらず

沖縄ではかき氷の一種がぜんざい

であり、世界的にはぜんざいというのが神仏にまつわる食べ物として浸透はしていません。

 

ちなみにですが、ぜんざいとおしるこの違いも存在しています。

定義が存在しているので、違いが気になる方はこちらの記事をどうぞ。

おしることぜんざいの違いは?粒の小豆やお餅が入っているかどうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

お正月に当然のように鏡餅をぜんざいにしていますが、その理由は神仏に関するところから来ていました。

 

鏡餅が神仏にお供えする神聖なお餅であり、ぜんざいも仏教の語源から来ているという事がありそこからぜんざいに入れるお餅には鏡餅が相応しいという風になったそうです。

現代ではぜんざいにいれるお餅に縛りはありませんが、昔はぜんざいには鏡餅を入れるのが当然だったそうです。

 

また日本発祥の食べ物という事もあり、沖縄ではぜんざいば全く別の食べ物が出てきます。

当然ながら他の国、中国などではぜんざいは食べられていないそうです。

ぜんざいは観るからに和食のデザート感ありますから当然の気もしますけど(笑)

 

ぜんざいを食べられるのは日本だけ。

ちょっと嬉しくなりますね!

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