ゲリラ豪雨と夕立の違いは?気象現象としての定義を紹介します!

最近よく発生するゲリラ豪雨。

アホみたいな雨量が突如振り出すという狂気の気象現象ですし、被害に遭われた方も多いでしょう。

私も、スーパーに買い物に行った帰りに突如振られて買ったばかりの物がダメになった苦い記憶があります。。。
(ノДT)

 

日本各地で猛威を振るうゲリラ豪雨ですが、夕立との違いをご存知でしょうか?

ふと気になってしまったので、調べてみたら意外な事実が明らかになりましたので紹介します!

夕立の定義

まずは夕立から紹介します!

夕立という言葉の方が馴染みが深いですし、やはりよく耳にしますからね♪

 

よく耳にする夕立というのは、夏の12時頃~18時頃までの夕方の時間帯に起こる激しい雨を指した気象用語です。

気象学で言うところの、驟雨(しゅうう)や雷雨、集中豪雨などなど。

夏の時期の夕方の時間帯に降る非常に激しい雨の事を指した気象用語です。

 

夏晴れの多い時期に発生することから、風情溢れる物としても認識されており夏の訪れを感じさせてくれる風物詩的な存在で親しまれています。

夕立が降っているなぁ。。。

という状況ですと、やはり夏を感じますし涼し気な気分にもなれるので有難い気もしますよね。

 

ここでは、夕立は夏の午後の時間帯に降る激しい雨の事を指す気象用語と覚えて下さい。

ゲリラ豪雨の定義

夕立を紹介しましたので、比較対象のゲリラ豪雨の定義を紹介します。

 

最近よく耳にするゲリラ豪雨とは正式な気象用語ではなく、集中豪雨の一種に当てはまります。

厳密にはゲリラ豪雨という気象現象は存在しておらず、そのような現象もないんです。

意外ですよね。

 

ちなみにですが、ゲリラ豪雨というのは軍事のゲリラ(非正規の奇襲部隊)から来ていて、突発的に発生する姿をイメージしているそうです。

本当に突然の大雨ですが、ゲリラという襲撃もあれくらい突発的だと思うと怖いですよね。

殺し合いの場であんな感じで突如攻撃されたらと思うと本当にゾッとします…
((((ロ゚ ;)))アワワワワ

 

とりあえず知ってほしいのは、ゲリラ豪雨という言葉は現代の気象現象で明確な定義はなくですね。

一般的に夕立という言葉で表される豪雨を指している言葉だということです。

ゲリラ豪雨と夕立の違い

夕立とゲリラ豪雨を紹介しましたが、ゲリラ豪雨の項目で気が付いた通り夕立とゲリラ豪雨は同じ気象現象を表している言葉です。

 

しいて違いを上げるのであれば、夕立は夏の午後~日没頃に降る豪雨。

それに大して、最近よく耳にするゲリラ豪雨は時期・時間を問わず降る激しい豪雨の事です。

微妙な違いはありますが、実質的にはほぼ同じですよね。

 

流行語大賞にも上がったゲリラ豪雨ですが、実は夕立と同じ意味合いを持っている言葉だったんです。

知らずに使っていましたし、ゲリラ豪雨は悪!

夕立は風物詩っていう良いヤツに感じられるので、同じ豪雨でも捉え方が変わってきますよね(笑)

 

夕立って聞くと良く聞こえますが、ゲリラ豪雨と聞くと

似たような表現

これまでにも似たような表現がありますので軽くですが紹介しておきます。

 

ゲリラ豪雨と同じ様に使われる言葉は以下です。

集中豪雨

ゲリラ雷雨

爆弾低気圧

熱帯スコール

スコール

など、ほとんど同じ現象を表す言葉が存在しています。

 

いずれも大雨を表している言葉ですので、基本的にはどれもゲリラ豪雨/夕立と考えてください。

どれもこれも同じ意味合いを持っている言葉です。

まとめ

・夕立とゲリラ豪雨で表現される気象は同じ。

・ゲリラ豪雨は気象用語としては存在しない。

・夕立は風情を感じるが、ゲリラ豪雨は悪意を感じる。

・過去にも似通った言葉はある。

 

最近はやりのゲリラ豪雨ですが、実は気象用語ではありません。

テレビ番組などで多用されたために流行語大賞にも登場しましたが実は気象現象としては夕立と同じなんです。

言葉の違いなのでしょうが、夕立は風情を感じるのにゲリラ豪雨は悪意を感じますよね。

不思議な事に…(笑)

 

 

ゲリラ豪雨という言葉は気象用語では存在しない。

この事実を覚えおくと今後の雑学疲労の際には役に立つと思いますよ!

 

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