類人猿と呼ばれる種のボノボをご存知でしょうか?
チンパンジーやオラウータンなどに似ている動物で、
素人からすると見た目からでは、
チンパンジーなのか?
オラウータンなのか?
ボノボなのか?
どの種かいまひとつ見分けがつかない類人猿と言えばの姿をした動物です。
ボノボはあまり知名度が高くはない動物だと思うのですが、
面白い性質を持った動物なので、
今回はボノボの非常に珍しく面白い性質について紹介します。
ボノボとは
面白い性質の前に軽く紹介しておきたいことがありますのでボノボという動物の体系を紹介します。
ボノボという動物は学術的には、
哺乳網霊長目ヒト科チンパンジー属に分類される霊長類であり、
別名はピグミーチンパンジーです。
コンゴ民主共和国に分布していて、
オスの身長が73~83センチで体重が42~46キロ。
メスの身長が70~76センチで体重が45~48。
同族のチンパンジーと比較すると体格が細いという特徴があります。
チンパンジーに似通っており、
人間に近い動物であるという事を知って欲しいです。
珍しい特性
ボノボの面白い特性というのが、
性行動をコミュニケーションとして使うという性質です。
性行動というのは基本的には子供を作るために行う行為であり、
これをコミュニケーションとして使うのは、
世界で人間とボノボだけなんです。
非常に珍しいホカホカについて紹介します。
ホカホカ
特に面白いのがホカホカと呼ばれる行為で、
それはメス同士が互いに抱き合い見つめ合い、
互いの性器をこすりつけながらリズミカルに腰を振る行為です。
謎めいた行為なのですが、
これはボノボ同士のコミュニケーションとして行われる行為であり、
他グループのメス同士がボノボを行い、
食べ物を分け合うなどの行動が確認されています。
また緊張が高まった時などにも行われており、
オス同士の争いが起こりそうな状況でも確認されています。
細かな条件は今なお解明されていませんが、
互いを知る為に同じ性別の個体が互いに気持ち良くなる。
それがボノボ特有のホカホカと呼ばれる行為です。
まとめ
同じ性の人と寝るという面白い性質を持っているボノボ。
同じ種族で争う事が滅多にない理由が、
ホカホカによるコミュニケーションであるのは間違いないとされていますが、
なぜその行為にたどり着いているのかは今なお謎になっています。
様々な見解がある動物であり、
ホカホカという行為があるが故に、
非常に注目度が高い動物でもあるボノボ。
今後も新たな情報が出てくれると嬉しいです。
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