野球界にある正力松太郎賞と言うものをご存知でしょうか?
17年に外国人の選手として初めてソフトバンクの投手であり日本シリーズで大活躍したデニス選手が受賞した賞として話題になっています。
野球界に詳しくない人はもちろん。
野球に詳しい人でも、知らない人が多い正力松太郎賞。
この賞が作られた理由は何なのか?
そして、この賞を受賞することはどういった意味合いを持つのかを解説していきます。
[cc id=55 title=”目次”]正力松太郎賞とは?
まず最初に正力松太郎賞の読み方から紹介します。
この賞の名称は
しょうりきまつたろうしょう
という風に、全ての漢字をそのまんま読むのが特徴です。
また賞の名称から分かる通り、人の名前がそのまま賞の名称になっています。
この正力松太郎とは誰なのかと言いますと、この人物は
日本のプロ野球の生みの親
として知られる人物であり、読売ジャイアンツの元となった大日本東京野球クラブの創始者。
正真正銘、日本で最も人気のあるスポーツであるプロ野球界を作った人物。
その功績と野球界に携わる者として、球界を作ってくれた
創設者への感謝が込められた賞
です。
また、そういった理由からこの賞は日本の野球界で最も位が高く
日本一なったチームを日本一に導いた選手
に送られるようになっています。
つまり、基本的には日本シリーズを制したチームのエースピッチャーや大活躍した打者に贈られることが多いです。
その為、今年のプロ野球界の顔とも言える選手が選出されます。
最も優勝に貢献し、優勝チームの中でも
最も功績を残した選手であることを野球界が認めた選手
に贈られること言う事になります。
[cc id=16 title=”アドセンス”]正力賞の歴史と受賞すると?
正力松太郎賞とはプロ野球界の創始者への感謝の気持ちが込められていると紹介しました。
その為、当然と言えば当然ですが
プロ野球界が創設された1977年から毎年表彰
されている賞です。
この正力賞を受賞すると貰えるモノはチームを日本一に導いたという名誉だけではありません。
物理的にの金銭的にも嬉しいモノが授与されます。
その受賞者にとって嬉しいモノとは何かと言いますと
正力松太郎賞の金メダルと500万円
という名誉を称える金メダルと500万円という貰って嬉しいモノが授与されます。
創設者の名を冠している賞であり、受賞者にはお金と金メダルが与えられる。
選手たちにとっては、金銭的な意味合いでも名誉という意味合いでも嬉しい賞であると言えるでしょう。
金銭的にとはいっても、プロ野球選手の年俸はピンキリですが高い選手は数億円が当たり前。
チームを日本一に導いた選手からすれば、500万円なんて大した金額ではないとは思うので、名誉という意味合いが大半でしょう。
歴代の最多受賞者は?
歴代の受賞は、毎年1人~2人という事で既に40~50人近くの受賞者が居ます。
その中には当然、イチロー選手や松井選手などのメジャーで活躍している選手も名を連ねています。
他にも日本で活躍している数多くの選手が名を連ねていますが
どの人も世代が違っても名前を知っているスター選手
であるというのが、正力松太郎賞の凄さを見せつけている特徴と言えるでしょう。
そんなスターたちが名を連ねている中でも最も受賞回数が多い選手が存在しています。
その選手は日本人であれば誰でも一度は耳にしたことのある
王貞治
さんで、創設された1977年に初の受賞者でもありその後監督として3回受賞しています。
圧倒的な知名度と日本野球界の重鎮として知られる王さんですが選手としても監督としても優秀な人なんです。
監督と言われても、誰がやってもあんまり変わらないんじゃ?と思われがちですが
DeNAのラミレス監督
が弱小と言われていたベイスターズを日本シリーズに導いたことから分かるように、監督は重要な存在。
如何に監督が選手たちを理解し、適正のあるタイミングで活躍の場を与えるかでチームの力は何倍にもなります。
ラミレス監督が就任してベイスターズが強くなったことからも分かる通り
監督になって以来3回も受賞している王さんの監督としての能力の高さ
と言うものが如何に優れているのかが分かると思います。
ただのホームランバッターではなく選手を見る目も持っている。
それが日本野球界で最も有名な人と言っても過言ではない王貞治という人物です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
プロ野球界にある正力松太郎賞を紹介しました。
プロ野球界の創設者の名前を冠した賞であり、受賞者はその年で日本一に最も貢献した選手/監督に贈られる賞です。
スター選手たちが数多く受賞しており、中でも王貞治という日本野球界の最高峰の人物が最も受賞回数が多い賞です。
様々な活躍をした選手たちがいるわけですが、王貞治という人の凄さが良く分かる結果と言えるでしょう。
清宮幸太郎選手がプロ野球界に入りましたが、彼がこの賞を受賞する日が楽しみです。
今後の正力松太郎賞を受賞する選手たちに期待して、野球界の行く末を観ていきましょう。
コメントを残す