毎日バナナ2本は糖尿病になる危険性大で要注意|日本人は対糖性は欧米人の半分程度しかない!

テレビ番組にて、バナナを毎日2本食べると尿酸値が下がるということが紹介されていました。

が、正直に言わせてもらうと現代の日本の欧米食が当たり前になった時代に日本人の対糖性を考えると危険性が多いのも事実ですので、今回はバナナを2本食べるべきではない理由について紹介していこうと思います。

※私は医者ではありませんが、糖尿病の家系であり糖尿病の予防や父の糖尿病の改善の手伝いをし血糖値を下げることに成功しています。

バナナの効能|メリットは多く存在

栄養素を多く含むバナナの効能自体は非常に多いですので、まずはメリットについて紹介していきます。

意外に知らない効能が多く、健康になるという事自体は嘘ではないとも言えるのが厄介なところです。

セロトニンになるトリプトファン

バナナを食べることによるメリットはトリプトファンと呼ばれる消化後に脳でセロトニンに代わる成分。

この成分が生み出されることによる人体にメリットは、深夜に限らず睡眠の質を高めてくれるという事です。

眠りの質が上がることにより、普段と同等の睡眠時間でも疲れが取れやすく身体だけではなく脳の疲れもより改善され、バナナを食べることにより最も効能を感じられるのがセロトニンと言えるであり、眠りの質を自然的な食べ物で改善したいのであればお勧めの果物と言えます。

血圧が改善される|血栓ができにくくなる

バナナに多く含まれている成分の1つにカリウムがあるのですが、このカリウムは血液中の塩分を体外に追い出す働きをしてくれる栄養素です。

この効果によりドロドロになった血液の改善を図れるので、血圧を低下させることができ高血圧に悩んでいる人にはお勧めです。

また、カリウムによって血圧を下げることが出来るために、時たまに紹介される血管年齢を若返らせる効果もあります。

 

血圧を下げドロドロの血液をサラサラに近づけ血管年齢を下げることが出来るために、結果として血栓ができ脳梗塞になる可能性も減るとも言えます。

が、あくまでも自然療法に近い程度のレベルですので、病的な高血圧や血栓ができやすい家系の人が食べれば必ずしも改善されるわけでは無いといっておきます。

バナナを1日に2本食べる危険性|糖尿病にほぼ確実になる

日本人が普通の食生活を送りバナナを毎日2本も食べ続けた場合には、まず間違いなく糖尿病になると断言させてもらいます。

この理由は何かと言いますと、そもそもの話として現代の日本の食文化は昔に比べると欧米諸国に近い食生活になっています。

普通の生活をしている人で和食だけで暮らしている人はいないでしょうし、一般的に炭水化物と呼ばれる消化後に糖質に代わる食べ物を多く食べて生活を送っている人が大半です。

 

炭水化物?と疑問に感じた方も多いと思いますので、一般的な食生活で食卓に登場する炭水化物をざっと紹介します。

・お米
・小麦類(パンや麺類など)
・いも類
・カレーのルーやホワイトソース

代表的な炭水化物は上記の3種類なのであり、今の日本人の食生活では毎日3食必ず炭水化物を摂取しているのが分かると思います。

炭水化物がメインの食生活を送ってあるということと、調味料などには砂糖などが含まれているということも理解してください。

 

と、炭水化物を多く摂取して生きていることが分かったと思いますが、これがなぜ糖尿病になる原因となるのかがピンとこない方も多いと思います。

なので、こちらの画像をご覧ください。

糖尿病の患者さんのためにサイトなのですが、これが非常に分かりやすく想像しやすいと思います。

引用:http://www.dminfo.jp/

日本人のインスリン(血糖値を下げる物質)の分泌能は欧米人の半分であり、日本人には遺伝的にインスリン分泌能の低下が存在しています。

それに対し欧米人はインスリンの分泌能が高く大量の糖を貯蔵できる反面、肥満に陥りやすいという性質があるわけです。

 

既に分かったと思いますが、日本人の糖質に対する能力値は欧米人の半分しかなく、元々糖質に対して弱い人種なんです。

その為、現代の欧米文化に近くなった食文化を続けているだけでも、日本人にとっては糖質を取りすぎている為に糖尿病になる可能性が高いということです。

実際に身近に糖尿病になってしまった方が居ればわかる話なのですが、世間一般で言われている暴飲暴食をしておらず普通の食生活を送っていたのに糖尿病、もしくは糖尿病予備軍にまで悪化している方は多くいるはずです。

私の父も普通の食生活を送っており、特にお菓子なども食べない人でしたが気が付いた時には糖尿病予備軍になっていましたので、他人事と考えずに糖尿病対策はしてほしいんです。

 

ちょっと話がそれたので話を戻しますが、元々現代の欧米文化に近くなった食生活では日本人の糖質への耐性では糖質を取りすぎているんです。

バナナの糖質はご飯1杯の半分程度はあるといわれていますので、普段の食生活を送っている状態で毎日2本のバナナを食べたらどうなるかは分かり切った話でしょう。

間違いなく糖尿病になりますので、絶対に辞めて欲しいと思います。

毎日バナナを食べるなら気を付けて欲しい|朝ごはんをバナナに変える

普段の食生活のままバナナを2本も食べるのは危険であると紹介しましたので、個人的にお勧めのバナナの取り方を紹介します。

 

まず最初に毎日バナナを2本食べるという事は辞めて、基本として食べるのは1日にバナナ半分を食べるようにしてください。

この程度の量であれば、普段の食事を続けながらでも糖尿病に過度に近づくという事は無く、安全性が高いからです。

また、糖尿病の家系の人間として言わせてもらえば、バナナ1本の半分の糖質分を他の食事の際に抜く意識を持ってほしいとも言っておきます。

テレビでは2本食べるといいと紹介されていましたが、バナナに効能はあるとはいえ体を改善することを目的にバナナを食べて糖尿病になったら元子もありませんからね。

前述してきたとおり、バナナを1日に2本も食べたら日本人は糖尿病になってしまう可能性が非常に高いので、バナナは1日に半分にしておきましょう。

 

多くの方はバナナ半分では効能が低いのでは?と思ったと思います。

この疑問に対しての答えは、当然ですが摂取量が低いので効能も半分どころかテレビで紹介されていた毎日2本から比較すると約1/3程度に落ちてしまうと思います。

2本を1本の半分にするなら1/4じゃないの?と思った方も多いと思いますが、長期的に効能を求める場合には長期的に効能を考慮するべきであり、長期で見れば摂取量で大きく効果が変わることはありません。

 

薬の大量摂取をイメージしてほしいのですが、大量に摂取すれば短期的に効能が現れやすいでしょうが、大抵の薬は短期的に多く取ることを推奨しておらず、少量を少しずつ毎日取り込んむことを推奨しているのが多いです。

バナナに健康的な効能を求めるのであれば、糖尿病の事を考慮してバナナを果物と考えずに薬だと考えるくらいで摂取したほうがいいのは誰にでもわかることでしょう。

まとめ|日本人は糖尿病になりやすいことを忘れるな!

バナナを毎日2本も食べるという糖尿病コースまっしぐらの恐すぎる食生活の大幅な悪化が体にいいとテレビで紹介されていましたが、体調が良くなる可能性と引き換えに糖尿病になる可能性が大幅に上がるので危険な行為であると言わせてもらいます。

紹介された通り、効能自体は嘘ではないでしょうしメリットがないわけではないですけどね。

体に危険性があるのは言うまでもありませんので、出来る限り摂取量は制限することをお勧めします。

 

今回の毎日バナナを2人食べるという無茶ぶりとしか思えない内容もそうですが、テレビ番組で紹介される体にいい健康食材を鵜呑みにせず、しっかりと危険性を調べてから挑戦することをお勧めします。

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