ブルーインパルスの歴代の事故?どんな部隊でパイロットはどんな人?

日本の戦闘機を使ったとんでもない高度な飛行をするブルーインパルスをご存知でしょうか?

耳にしたことはあると思いますが、実際に見たことが無い人。

また、どんな人たちがやっているのかを知らない人は多いと思います。

 

なので、ブルーインパルスとはなんなのか?

そして、何のためにどこの部隊がやっているのか?

ブルーインパルスの過去の事故なども含めて解説していきます。

[cc id=55 title=”目次”]

ブルーインパルスとは?

ブルーインパルスとは曲技飛行を式典などで披露する部隊です。

くるくる回ったり、飛行機同士がぶつかりそうな距離を保って飛んだり。

観ているだけでゾッとするほど

危険な飛行を式典の見世物として披露する

曲芸飛行を極めた部隊です。

 

そんなブルーインパルスと呼ばれている部隊の正式名称はブルーインパルスではありません。

あの部隊の正式名称は

第4航空団飛行群第11飛行隊

という部隊であり、広報活動を主な目的任務としている部隊です。

 

日本に限らず世界各国にこういった式典用の曲芸部隊は存在しています。

しかし、世界の国のブルーインパルス部隊に比べて日本の部隊は

スモークでの絵描き

が得意という特徴な部隊と知られています。

 

ブルーインパルスとは、曲芸飛行をするための部隊。

正式には第4航空団飛行群第11飛行隊と呼ばれる広報活動を専門にした部隊が行っています。

とんでもない飛行技術ゆえに自衛隊のエースパイロットが集まってやっている印象が強いですが実は

式典など軍事パレードを華やかにするため

自衛隊の存在をアピールするための広報部隊が行っています。

パイロットたちはどんな人?

先ほども解説した通り、ブルーインパルスのパイロットは曲芸飛行を極めた広報部隊です。

そんな部隊のパイロットはどんな人たちのなのか?ということを解説していきます。

 

広報活動の部隊と聞くとショボいイメージを感じると思います。

しかし、ブルーインパルスは

航空自衛隊の花形

であり実質的に最も人気であり非常に入隊するのが難しい部隊です。

 

 

その部隊は広報活動を専門と言われていますが

自衛隊の戦闘に携わるパイロットの教官

という立場でもあり、技術を教育する立場にもある部隊だそうです。

 

つまり、エースパイロットの教官達です。

曲芸飛行をやるだけではなく、自衛隊に飛行技術を教え込んでいる部隊でもある。

最高峰の飛行技術を持った教官達が集まった部隊と考えられます。

 

日本の航空自衛隊で最も高い飛行技術を持っている部隊であり、様々な部隊に飛行技術を教え込む部隊でもある。

それがブルーインパルスのパイロットたちです。
[cc id=16 title=”アドセンス”]

過去の事故とは?

最高峰の技術を持つ広報専門の飛行部隊ブルーインパルス。

これまでの数多くの式典をこなしてきているのですが、高過ぎる難易度の曲芸飛行をするために当然ながら事故を起こしたことは何度かあります。

ブルーインパルスが失敗してしまった事故を紹介していきます。

 

起こってしまった事故は設立からの歴史で4度。

1度目は1982年の11月14日。

浜松北基地開庁の30周年を記念した式典にて曲芸飛行を行っていた6機の内1機が墜落。

操縦士は殉職し

ブルーインパルスの初の航空事故として今なお語り継がれています。

 

2度目の事故は1991年。

宮城県の金華山沖で曲芸飛行の訓練中に4機中の2機が接触。

死者は出ませんでしたが、2機の戦闘機を失う結果に終わりました。

またこの事故が起こってしまった理由は

編隊長が空間失調症に陥った

為とされています。

 

3度目の事故は2000年。

ブルーインパルスの結成から40年目にしてまたも金華山沖にて訓練中に事故。

こちらは訓練内容をこなし終え

基地に帰投する際に海に戦闘機が沈んで

しまいました。

死者は出ませんでしたが、またも戦闘機を失う羽目になりました。

 

4度目の事故は2014年の1月29日。

宮城県の松島基地付近の太平洋沖にて2機のブルーインパルスが接触事故。

こちらは2機共に損傷が浅く辛うじて近くの

松島基地に緊急着陸

しました。

死者は出ておらず、訓練中の接触事故でした。

 

これまで報告があるブルーインパルスの事故は合計で4回。

不運にも死者が出てしまったのは、最初の式典中の事故のみです。

厳しい曲芸飛行をこなしながら

死者が1人しか出ていない

のは、ブルーインパルスの飛行技術の高さが分かるところです。

 

今後のブルーインパルスの活躍に期待しつつも、事故等が無いように安全な訓練をしてほしいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

式典などで高度な飛行技術を披露するブルーインパルスを解説しました。

 

彼らは各部隊から集められたエースパイロットではなく、あくまでも曲芸飛行を前提に専門に集められた部隊です。

もちろん、あの見るからに高い技術を必要とする曲芸飛行ができるわけで飛行技術は自衛隊内でもトップクラス。

正真正銘のエースパイロット級の技術を持った人たちがやっています。

 

過去に4度の事故があり、1度は死者を出してしまっています。

危険な飛行を繰り返す故に事故は当然ですが、40年の歴史で4度。

つまり10年に1度のペースで事故と考えると、ブルーインパルスの技術の高さが分かります。

 

今後も限りなく事故が起こらないように安全に飛行訓練を行い、式典を華やかに飾ってほしい物です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。